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惑星儀を作ってみよう <水星>設計編 [工作]

月球儀,火星儀,金星儀と作ってきましたが、今回は水星儀です。

自分で作るときには圧縮前の1440×720の物を使っていますが、圧縮して軽くした画像(72dpiで印刷すると、8cm発泡スチロール球に貼ると水星儀になります)をアップしておきます。
水星儀用舟形_72dpi.jpg
「Caltech/JPL/USGS提供の水星の地図(1440×720dpi_Data Source:Mariner 10)を加工して作成」
※画像の著作権Caltech/JPL/USGSに帰属します。また舟形図の無断転載もお断りします。個人的に楽しんでいただく分にはご自由にお使い下さい。

因みに、今回も元の惑星地図は、ジェット推進研究所(JPL: Jet Propulsion Laboratory)のHP(コチラ)からダウンロードしています。

パッと見て、お気づきでしょうが、西経10~180度のデータしかありません。「マリナー10号は」は水星の近くを3回通過して観測しましたが、約半分しか撮影できなかったんですね~。
残り半分は、どうなっているんでしょう?例えば、月の表と裏では、鉱物的にも地形的にも大きな差があります。また、火星は北半球と南半球で地形が異なります。もしかしたら、水星も残り半分は全然違う姿をしているかもしれませんね。

そんな水星の姿を解明すべく、水星探査計画『ベピコロンボ(BepiColombo)』が、日本とヨーロッパ(European Space Agency(ESA):欧州宇宙機関)が共同で計画中です。

日本が開発担当の『水星磁気圏探査機(MMO)』と、ヨーロッパが開発担当の『水星表面探査機(MPO)』の2つの周回探査機が、2014年にアリアン5型ロケットで、同時に打ち上げられる予定。
『ベピコロンボ(BepiColombo)』については、そのうち、もう少し詳しくご紹介します。
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コメント 4

yabonnjin

子供の頃、バローズの火星シリーズとか読んでたんで
未探査の部分があるとホッとしますね。あまり素顔がバレバレだとロマンが・・・
でも、水星はロマンにはちときついかな
by yabonnjin (2009-11-30 11:57) 

optimist

yabonnjinさん、こんばんは。
確かに、水星というと、太陽に炙られる星ってイメージで、あまり夢が膨らまないですね^^;
by optimist (2009-12-01 00:38) 

北海道大好き人間

思うに、マリナー10号は残りの部分を撮影しようとしても太陽光線があまりにも強すぎて露出オーバーになってしまったのではないでしょうか?
あとは太陽からの磁力線とか、いずれにしても太陽が関係していることだけは間違いなさそうですね。
by 北海道大好き人間 (2009-12-18 18:18) 

optimist

北海道大好き人間 さん、こんばんは。
そうですね~。まあ今度のベピコロンボ計画で、全体MAPが完成することを期待しています。
by optimist (2009-12-19 00:11) 

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