金星を月と一緒に撮影してみよう [天体観測に関する情報]
先日『みんなで金星を観察しよう「いちばん星みーつけた」』キャンペーンをご紹介しましたが、星のめぐりからみて私がお勧めする金星撮影のタイミングをご紹介しようと思います。
何がお勧めかというと、下のリンクのように、一風変わった写真が狙える日です。
ナショナルジオグラフィック ニュース『地球にほほ笑みかける金星・木星・月』
と言っても、昨年の金星,木星,月は、太陽を除けば地球から見える明るい星ベスト3。これらの星が、これだけ近くに並び、かつニコちゃんマークに見えるというのは、非常に珍しい事でした。これと比べては酷なのですが、以下にご紹介します。
まずは定番、月と金星が並んだ画。
最も早いのは、3月17日。これから、金星は宵の明星として輝きますから、夕方西の空に、金星と右横に並ぶ月(月齢2)を見ることができます。
4月になると、金星の高度が上がって、もっと撮影し易くなります。4月16日には金星,月(月齢2),水星の順、17日には月(月齢3)金星,水星の順で並びます(※この時、月はプレアデス星団に並びます)。また25日になると、金星とプレアデス星団が近づきます。
5月以降の狙い目は以下の通りです。
5月16日:三日月(月齢2)のすぐ上に輝く金星という構図が狙えます。
6月12日:金星と双子座のポルックス,カストルが、ほぼ一直線に並びます。
6月15日:三日月(月齢3)の隣に金星が位置します
7月10日:金星と、獅子座の1等星レグルスが並びます。
7月14日:夕方の西の空に、水星,月(月齢3),金星,火星,土星を一望することができます。
8月9日前後:金星,火星,土星が直ぐ近くに固まって見えます。
8月13日:固まっている金星,火星,土星のすぐ下に月(月齢3)加わります。
8月20日:金星が最大離角を迎えます。
8月26日以降:金星,火星と乙女座の1等星スピカが加わり、西の空にトライアングルを作ります。
9月11日:月の上に金星が輝き、隣の、火星とスピカと共に一望できます。
9月24日:金星が最大光度(-4.6等)となります。
10月10日:月(月齢3)と金星、火星が近づきますが、周りが明るので、火星は見え難いかも。
11月になると、今度は明けの明星となります。
11月5日:明け方、東の空を見ると月(月齢28日)の下に金星が位置します。
12月は2日と3日:月と金星が近づきますが、ちょっと離れぎみ。
12月4日:金星が最大光度(-4.6等)となります。
参考にして頂ければ幸いです。
シミュレーターを使って自分でピックアップしてるので、他にも面白いタイミングがあったり、多少日時がズレているかも知れません。一応、ご自分で確認をお願い致します。
天体望遠鏡工作キット コルキット KTー6cm(ハンズネット¥6300)
何がお勧めかというと、下のリンクのように、一風変わった写真が狙える日です。
ナショナルジオグラフィック ニュース『地球にほほ笑みかける金星・木星・月』
と言っても、昨年の金星,木星,月は、太陽を除けば地球から見える明るい星ベスト3。これらの星が、これだけ近くに並び、かつニコちゃんマークに見えるというのは、非常に珍しい事でした。これと比べては酷なのですが、以下にご紹介します。
まずは定番、月と金星が並んだ画。
最も早いのは、3月17日。これから、金星は宵の明星として輝きますから、夕方西の空に、金星と右横に並ぶ月(月齢2)を見ることができます。
4月になると、金星の高度が上がって、もっと撮影し易くなります。4月16日には金星,月(月齢2),水星の順、17日には月(月齢3)金星,水星の順で並びます(※この時、月はプレアデス星団に並びます)。また25日になると、金星とプレアデス星団が近づきます。
5月以降の狙い目は以下の通りです。
5月16日:三日月(月齢2)のすぐ上に輝く金星という構図が狙えます。
6月12日:金星と双子座のポルックス,カストルが、ほぼ一直線に並びます。
6月15日:三日月(月齢3)の隣に金星が位置します
7月10日:金星と、獅子座の1等星レグルスが並びます。
7月14日:夕方の西の空に、水星,月(月齢3),金星,火星,土星を一望することができます。
8月9日前後:金星,火星,土星が直ぐ近くに固まって見えます。
8月13日:固まっている金星,火星,土星のすぐ下に月(月齢3)加わります。
8月20日:金星が最大離角を迎えます。
8月26日以降:金星,火星と乙女座の1等星スピカが加わり、西の空にトライアングルを作ります。
9月11日:月の上に金星が輝き、隣の、火星とスピカと共に一望できます。
9月24日:金星が最大光度(-4.6等)となります。
10月10日:月(月齢3)と金星、火星が近づきますが、周りが明るので、火星は見え難いかも。
11月になると、今度は明けの明星となります。
11月5日:明け方、東の空を見ると月(月齢28日)の下に金星が位置します。
12月は2日と3日:月と金星が近づきますが、ちょっと離れぎみ。
12月4日:金星が最大光度(-4.6等)となります。
参考にして頂ければ幸いです。
シミュレーターを使って自分でピックアップしてるので、他にも面白いタイミングがあったり、多少日時がズレているかも知れません。一応、ご自分で確認をお願い致します。
天体望遠鏡工作キット コルキット KTー6cm(ハンズネット¥6300)
天体観測は子供のときから関心ありましたが、いまだに天体望遠鏡を買ったことはないし、観測をしたこともありません(^^; 中学生時代に、ある方が持っておられたかなり大きな反射望遠鏡をを見せていただき、刻々と大きな月が移動していくのを見てたいへん感動したのを今でも覚えています。
by Loby (2010-03-14 02:40)
Loby さん、こんばんは。
私も子供の頃は星に興味がありましたが、社会人になってからはとんどご無沙汰・・・。
息子が出来てから、再び星を見るようになりました。
やはり、子どもの時の感動って大事かな~と思いまして・・・。
by optimist (2010-03-14 16:45)
ここから、一気に「怒濤のレス攻撃(?)」を書きます。他の方のレス付けは完了しています。多分、明日までかかると思いますが。
コメント返しは「はやぶさ」関連だけで結構です。
さて、金星と月の接近はよく見かけます。最近では2008年12月1日の「笑顔」が有名ですし、2005年11月9日未明の月と木星と金星のランデブーも見ました。
前者はともかく、何故後者を覚えているのかと言いますと、この日は、同学年で一応ファンであった本田美奈子の本葬があった日でしたが、当日は仕事があったので、8日の夜に高速をバイクで飛ばして朝霞まで行ったのです。
斎場の前にはやはり同じようなファンの方がいまして、いろいろな話をして、帰路につきました。
で、自宅に帰り着いた時に東の空で見たのが、月と木星と金星のランデブーです。
by 北海道大好き人間 (2010-06-14 21:27)
北海道大好き人間 さん、こんばんは。
お言葉に甘えさせて頂こうかと思います。
全てのコメントに返コメするのはちょっと無理かも・・・。北海道大好き人間 さんも気になった記事だけで結構ですよ^^;
by optimist (2010-06-14 23:09)