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国立科学博物館 生物多様性(感想編) [一般公開・講演・特別展等紹介]

国立科学博物館で開催中の企画展『日本の生物多様性とその保全-生き物たちのバランスの中に生きる-』に行ってきたので、ご紹介致します。
生物多様性.JPG
この企画展は2010年5月1日から7月19日まで、日本館1階の企画展示室で、開催されています。

この企画展は、日本の生物多様性がどのような特徴をもち、どのような状況にあるか、そしてそれを守るための活動を紹介するものです。今年は、生物多様性というキーワードを耳にする機会が多いと思いますが、これは、2010年が国際生物多様性年だからです。
『国際生物多様性年』は、生物多様性条約(CBD)第8回締約国会議の勧告に従い、国連第61回総会で定められました。全世界で生物多様性に関するさまざまな取り組みが行われているそうですが、この企画展もその一環。

日本に住んでいる生き物の多様性について展示されているだけでなく、都市開発や環境汚染など影響で、生き物が減っている実態も分かります。さくらそうの分布地域だった河川が、現在での護岸工事で覆われている様子など、PC(自由に使って良い)で閲覧できます。展示説明員の方も多く、気軽に色々質問できました。

ちょっと地味な企画展かもしれませんが、身近な生き物や、それらの置かれた現状を知る事ができますので、国立科学博物館に訪れた際には、お寄りになる事をお勧めします。

リュウキュウハナイカダ.JPG
リュウキュウハナイカダ(本物)が展示されていましたが、実物は初めてみました。

タカラガイ.JPGエゾホラガイ.JPG
貝類の多様性の展示。

奥山の土壌動物.JPG
奥山の土壌動物。
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北海道大好き人間

リュウキュウハナイカダの仲間は、葉の上に花が咲くんですね。この写真はつぼみでしょうか?
by 北海道大好き人間 (2010-06-15 18:53) 

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