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ニュートリノ振動を初めて確認、国際チーム 宇宙の謎解く鍵に [科学系よもやま話]

このニュースについて、解説しようと思ったのですが、白旗です。

私自身が、あまりにも素粒子物理学を理解していないのが、主原因ですが、簡潔に説明するのが難しい。なにせ、このニュースを理解するために、絶対必要なのが素粒子物理学。しかし、義務教育だけでなく高校でも、素粒子物理学については、ほとんど学んでないという現実が・・・。

その結果、簡単な(つもりの)説明でも、かなりの字数になっちゃいそう。
ということで、執筆中に断念!参考となるサイトをご紹介させて頂く事にしました。悪しからず。

まあ、要はニュートリノという素粒子は、質量を持たないと考えられていたけど、そうすると太陽ニュートリノや大気ニュートリノなど、説明がつかない現象が見つかったんです。で、ニュートリノは実は質量があるんじゃない?って理論が提唱されました。質量があるなら、宇宙の暗黒物質(ダークマター)の正体じゃないか?なんて言われたりも・・・。
未だ、その確認はされていないのですが、様々な検証実験により、ニュートリノが質量を持つ可能性を探っているんです。このニュースにある「オペラ(OPERA)」の研究チームだけではなく、様々な機関が実証実験を行なっています。「オペラ」は、長基線ニュートリノ・ビーム実験という手法なのですが、日本でも筑波のKEKからのニュートリノビームを岐阜県飛騨市のスーパーカミオカンデで検出するという手法(K2K)や、東海村のJ―PARC加速器からのニュートリノをスーパーカミオカンデで検出する(T2K)で、ニュートリノの検証がなされています(参考:K2K (250km,日本)、T2K(295km,日本)、MINOS(730km,米)、OPERA/ICARUS (732 km,欧)など)。

興味のある方は、以下のリンクをご覧下さい。
 『K2K Long-baseline Neutrino Oscillation Experiment Official Homepage (リンク)』内の『K2K FAQ(日本語)(リンク)』
  ニュートリノとは何か?から順に、分かり易い解説がされています。

 『T2K Next Generation Long Baseline Neutrino Oscillation Experiment Official Homepage (リンク)』内の『イントロダクション(リンク)』
  日本語→一般の方々へと進むと図付きで、詳細な説明が用意されています。

  『KEK(高エネルギー加速器研究機構)Web Site(リンク)』内にも各種解説があります。
  お子様向けには、『キッズサイエンティスト(連載マンガ「カソクキッズ」(リンク)』がお勧めです。
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北海道大好き人間

ノーベル物理学賞受賞の小柴昌俊教授に解説していただきたいのですが、それでも素人には難しすぎるでしょうね。
by 北海道大好き人間 (2010-06-15 20:02) 

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