SSブログ

月の立体写真 [実験]

今日は、月の立体写真を作ってみました。

JAXAが打ち上げた『かぐや』などの画像には立体視できるものが多数あります。しかし、観測機を使わなくても月の立体視はできるはずです。
勿論、普通に右目と左目用写真を写しても良いのですが、これだと左右の画像が殆ど同じになり、月自体が立体的に見える訳ではなく、手前の風景に対して奥行きを感じられるだけです。
月自体を立体的に見るには、もっと右目用の画像を月の右側から、左目用の画像を左側から撮影する必要があります。

しかし、月は同じ面を地球に向けてるから、宇宙に出ない限り無理・・・ではありません。
秤動という動きにより、月は僅かに地球に向ける面を変えているからです。そこで2009年11月に撮影した画像と、今日撮影した月の画像を使って、ステレオグラムを作って見たという訳です。

さて、その結果は?月のステレオグラム.jpg
※交差法

如何でしょう?
地球に居ながらにして、月を立体的に見る事に成功しました(^_^)v

我ながら、なかなかの出来です。理論的に出来るとは思っていましたが、ちゃんと見える物ですね~。

yablinskyさんのステレオグラムに触発されて作ってみたのですが、面白い物ができたと満足しています。
ピアノがやってきた!
ついにピアノがやっていました。朝、8時に到着だったので私もまだ家にいました。長女が試弾して、電子ピアノと比べて音がかなり外へもれる感じがします。長女によればキーが1つ調子がおかしいとのことです。今度調律師さんに見てもらいましょう。詳しくはまた後日もう少し弾きこんで報告します。



交差式ステレオ写真

部屋の様子をステレオ写真(立体視できる写真)でどうぞ。ステレオ写真に平行式と交差式と2種類あります。平行式は視線を平行にして、右目で右の写真を見て、左目で左の写真を見ます。私も子供のときかなり訓練しましたが、見えるまでにかなり苦労します。もう1つが交差式で「より目」ができる人なら比較的簡単に立体写真が見えます。この写真は交差式です。画面の正面で「より目」をして、左目で右の写真を、右目で左の写真を見ます。3つの写真が見えるかも知れません。そのとき真ん中の写真にピントがあえば、立体視できます。見えましたか?ちょっと訓練が必要です。


nice!(6)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

nice! 6

コメント 4

yablinsky

秤動を利用されるとはすばらしいアイデアです。自転している惑星でなく月の立体写真とは本当に恐れ入りました。写真からすれば交差式ですね。ちゃんと立体的にも見えますが、逆にひっこんでいるようにも見えます。どうしてかなと少し不思議に思います。
by yablinsky (2010-08-24 07:46) 

北海道大好き人間

立体画像、私も見ることができました。
そういえば、今夜が満月だったかな…。
by 北海道大好き人間 (2010-08-24 16:35) 

optimist

yablinsky さん、こんばんは。
ご指摘の通りです。交差法の記載が無かったですね。ご指摘頂いたので修正しておきました。ありがとうございます。
ちょっと出っ張りが強調されすぎの感はあります。だからでしょうか引っ込んだようにも見えるみたいです。
もともと凹凸は逆に見え易いですから、そんなものかもしれません。

by optimist (2010-08-25 22:53) 

optimist

北海道大好き人間 さん、こんばんは。
ご指摘の通り、昨日が満月でした。
満月の写真も雲間から狙って撮ったのですが、どこかで紹介できるかな?
by optimist (2010-08-25 22:55) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。