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恐竜や大型肉食獣の化石、サザビーズが5日競売へ [科学系よもやま話]

パリで10月5日から開かれるサザビーズ(Sotheby's)オークションが、ニュースになっていました。

先史時代の恐竜や肉食性魚類の化石、鉱物などのオークションを開催する。アロサウルス、プレシオサウルス、更新世のアナグマや毛サイの骨格化石のほか、肉食性魚類の化石、巨大水晶などが出品されるとあります。
国立科学博物館B1F#1ティラノサウルス.JPG石英(日本式双晶)(quartz)山梨県甲府市.JPG
※著作権の問題で写真が載せられないので、代わりに国立科学博物館収蔵の恐竜の全身骨格と大きな水晶の写真をアップします。
実際のオークションでも、こんな感じの博物館クラスの出品物が多数揃っていましたよ♪

サザビーズ(Sotheby's)と言えば、ロンドンに本社を置く老舗オークションハウスです。実際に参加されたことはなくとも、名前は良く耳にすると思います。
まあ、自分とは縁の無い世界なのですが、オークションの一月前くらいになると、カタログがウェブ上で閲覧可能になるんです。勿論、印刷したものを購入する事もできますが、冷やかしで出品物を見るだけなら無料のE-Catalogueを閲覧すれば十分です。

オークションのスケジュールはだいたい半年先くらいまでウェブサイト上で公開されているので、早速、『サザビーズ(Sotheby's)のWeb Site(リンク)』で検索してみました。
Sotheby's Auction『NATURAL HISTORY(リンク)』
※削除されるまでしか閲覧できませんので悪しからず。

サザビーズでの恐竜の化石オークションと言えば、シカゴ・フィールド自然史博物館に収蔵されるティラノサウルスレックスの完全骨格(スー:Sue)が、1997年当時840万ドルという高値で落札されたのが有名です。

今回のオークションでは、30フィート(約10m)のアロサウルス)が目玉なのかな?
それにしても、博物館級の標本の写真が沢山あるので、見ているだけでとっても楽しい。それにオークションを前提としたカタログなので、拡大も出来て細部までじっくり見る事ができます。

個人的趣味から言うと、Lot.61の蛍光鉱物なんて欲しいな~。20種類の蛍光鉱物が2万~2.5万ユーロの落札予想・・・って300万円近い金なんか払えないっつの!

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コメント 2

北海道大好き人間

昔、アンモナイトの化石を売っているのを見たことがありますが、オークションもあるんですね。
リンク見てきましたが、英語ばかりでなく、他の国の言語にも対応していればと思います、

by 北海道大好き人間 (2010-10-02 14:23) 

optimist

北海道大好き人間 さん、こんばんは。
このブログの下にあるヤフオクでも化石は出品されているようですね。
サザビーズよりお手軽価格(って当たり前か)なので、庶民にはコチラかな~。
詳細な説明は、フランス語でしたね。パリ開催だからでしょうけど。
by optimist (2010-10-06 22:31) 

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