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「おおすみ」40周年記念シンポジウム<感想編> [一般公開・講演・特別展等紹介]

平日開催のシンポジウムだったのですが、たまたま参加することができたので、ご紹介します。

そもそも、なぜ行けたのかと言えば、たまたまこの日の午後に、市ヶ谷での用事が出来たから。会場から徒歩でも30分程のところです。仕事も5時には終わり、松尾弘毅 JAXA宇宙科学研究所名誉教授の基調講演1には間に合わなかったものの、中村正人 JAXA宇宙科学研究所研究総主幹の基調講演2から聞く事ができました。

こんなピンポイントで計ったように外出予定をいられる訳も無く、本当に偶然なのですが、とってもラッキー♪
折からの台風で、外出するのが憂鬱でしたが、結局当日は降雨も無く、仕事が終わったら楽しみもあるしって事でモチベーションUP↑

さて、当日は台風は接近しているものの、終日曇り。
「おおすみ」40周年記念シンポジウム#1.JPG
仕事が終ってからの参加なので、途中からとはなり、基調講演2の途中から・・・
 
基調講演2は、中村正人 JAXA宇宙科学研究所研究総主幹のお話だったのですが、日本の宇宙開発が、理学研究者と工学研究者のタッグマッチによるものだったというのが印象に残りました。
お互いが、切磋琢磨し、刺激し合い、かつ助け合ってきたのが、これまでの開発の歴史だとのこと。
「おおすみ」40周年記念シンポジウム#2.JPG

その後は、小休止の後、パネルディスカッション。登壇者には私と同年代かもっと若い方も居て、刺激を受けました。
その登壇者は、以下のの5名。
小野田淳次郎 JAXA理事・宇宙科学研究所長
吉田和哉 東北大学教授
和田豊 秋田大学助教
川勝康弘 JAXA宇宙科学研究所准教授
篠原育 JAXA宇宙科学研究所准教授
小野田所長の導入の後、各研究者の方がお話されました。
「おおすみ」40周年記念シンポジウム#3.JPG「おおすみ」40周年記念シンポジウム#4.JPG「おおすみ」40周年記念シンポジウム#5.JPG「おおすみ」40周年記念シンポジウム#6.JPG
途中、動画再生が上手く行かないなどの、トラブルもあり、会場に笑いも起こりながらの討論となり、和やかな雰囲気でした。
上でも書きましたが、自分と同年代かそれより若い研究者の話を直に聞くと、とても刺激を受けますね~。

それにしても、今回はたまたま行く事が出来ましたが、平日開催のシンポジウムは仕事と直結してないと、なかなか行けないのが難点ですね^^;
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北海道大好き人間

市ヶ谷から科学博物館ならば、靖国通りを「下る」格好なので、歩くのも楽でしょう。これが逆コースであれば地下鉄に乗ってしまうかな。

ウィキで記事を見ましたが、この「おおすみ」は、世界初の非軍事目的人工衛星なんですね。
後で記事を書く予定の「カップヌードル」とほぼ同じ歴史のものなんだというのですが、そんな(40年)になりますか。
by 北海道大好き人間 (2010-11-01 10:18) 

optimist

北海道大好き人間 さん、こんばんは。
パネルディスカッション冒頭の小野田所長の話にもありましたが、おおすみが打ち上げられた前後に生まれた世代が、今現在活躍しているんですから、40年って長いですね。
それだけの歴史を持っている日本の人工衛星を含む宇宙開発。これからも、頑張って欲しいと思います。

by optimist (2010-11-03 21:46) 

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