キュリー夫人の理科教室＠科学技術館

今日ご紹介する世界化学年関連イベントは、キュリー夫人の理科教室です。
これは、『サイエンス　スタジオ・マリー（ＳＳＭ）（リンク）』による紙芝居＋実験ショーなんです。

２０１１年１月１５日（土）と２月１２日（土）に、東京　九段下の科学技術館（宇宙のひろば　４階）で、各４回（１１時、１３時半、１４時半、１５時半）行われる予定です。
参加は無料ですが、科学技術館内で行われるので入館料は別途必要となります。ご注意下さい。

当日参加、観覧も（空席があれば）可能だそうですが、各回１５名程度で事前申し込みできるので、事前申し込みされた方が良いかもしれません。
事前登録については、上のＳＳＭのホームページにて、ご確認下さい。

このイベントを行なっている『サイエンス　スタジオ・マリー（ＳＳＭ）（リンク）』は、東邦大学大学院　非常勤講師の吉祥瑞枝さんが主宰されています。
ホームページによれば、アートとサイエンスの融合を掲げ、２００２年に結成。子どもやお母さんに科学に親しみ、楽しんでもらおうと、 日本伝統の”紙芝居”と「キュリー夫人の理科教室」からの"実験ショー"という構成で公演を重ねているそうです。

吉祥瑞枝さん、監修で、丸善株式会社『キュリー夫人の理科教室』という本も出版されています（1,500円）。

キュリー夫人が行った物理の授業で、イザベル・シャヴァンヌのノートを翻訳したものです。そう、エーヴ著『キュリー夫人伝』の共同授業のノートです。
１００年も前の授業ですが、現代でも十分通用する内容で、近藤次郎　東京大学名誉教授の推薦文でも「マリー・キュリーの授業からは学ぶものが多く、広く読まれることを期待します。」とありました。
『真空と空気のちがい』や、『船が浮くわけ』など、実験と共に分かり易い説明が成され、キュリー夫人の聡明さがうかがわれます。

興味のある方は、ご覧になってみては如何でしょう？

キュリー夫人の理科教室 価格：1,575円（税込、送料別）

タグ：キュリー夫人 IYC2011 科学技術館 世界化学年

コメント 2

キュリー夫人の場合、どうしても「ラジウムの抽出」に目が行きがちですが、こんな功績もあったのですね。

by 北海道大好き人間 (2011-01-08 01:20) 

北海道大好き人間 さん、こんばんは。
改めて調べると、キュリー夫人（マリー・キュリー）の功績には驚かされます。

by optimist (2011-01-10 00:57)