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大型低温重力波望遠鏡(LCGT)の愛称募集 [さまざまな募集]

東京大学宇宙線研究所、国立天文台、高エネルギー加速器研究機構(KEK)などの共同プロジェクト、大型低温重力波望遠鏡 (LCGT)計画をご存知でしょうか?

重力波望遠鏡は、光ではなく重力波をとらえて宇宙を探る装置で、中性子星やブラックホールといった、高密度で大質量の天体が運動する際に生じる重力波を観測しようとするものです。
世界各国で建設計画があるのですが、これらの重力波は、非常に微弱なため、直接検出に成功した例は無いんです。

大型低温重力波望遠鏡 (LCGT)は、スーパーカミオカンデなどで知られる岐阜県飛騨市神岡町に建設されています。地下200mに基線長3キロものレーザー干渉計を設置するというもので、これを使って宇宙からの微弱な重力波を観測するそうです。

何で、そんな装置をご紹介するかと言うと、その愛称を募集しているからです。
大型低温重力波望遠鏡(LCGT計画)の愛称募集! (リンク)』

LCGTという略称は、Large-scale Cryogenic Gravitational wave Telescope(大型低温重力波望遠鏡)の頭文字で、募集Siteによれば、非常に '' 味気ない '' 名称だそうですw

このLCGT計画の本格的な建設が始まったことを受け、我々と、この計画の目指すものと、研究者らのこの計画にかける思いをわかちあいたいと言う趣旨で、愛称を募集するという事ですから、皆さんふるってご応募下さい。

さて、毎度毎度様々な愛称募集に応募しているものの、全くかすりもしない私・・・。
この大型低温重力波望遠鏡には、どんな愛称で応募しようか、思案中。

因みに、公募で決まった望遠鏡の名前と言えばハワイ島マウナケア山頂にある大型光学赤外線望遠鏡『すばる』があります。これは、おうし座にあるプレアデス星団 の和名で、奈良、平安という古くから親しまれたやまと言葉ですね。この時の公募では3350通の応募があったそうです。

また、名古屋大学が、チリのラスカンパナス天文台に設置した電波望遠鏡の愛称『なんてん(南天)』。兵庫県立西はりま天文台の直径2mの主鏡を持つ、光学望遠鏡も公募で、『なゆた(那由多)』。

他にも、世界最大の電波望遠鏡「ALMA(アルマ)」計画で使用される、日本のパラボラアンテナは、18歳以下を対象にした公募(1829件)から、『いざよい(十六夜)』と名づけられています。

となると、傾向としては、ひらがなにした時の印象が良い名前で、3文字か4文字、できれば古くから親しまれている言葉が良さそうです。
光ではなく重力で観測する事とか、低温とか地下にある事、L字の形などから連想するのもポイントが高かったりして。ああ、すでに商標登録されているものについては対象外となるって事も重要ですね。

なんて考えていると、思いつかない・・・。
まあ、複数応募もできるそうなので、思いついく限り応募ってのもありでしょう。
締め切りの2月9日まで、じっくり考える事にします。
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北海道大好き人間

こういうものの名前って、ぱっと思い浮かぶ時もあれば、ちっとも思い浮かばないこともありますね。今回は後者です。

by 北海道大好き人間 (2011-01-22 15:17) 

optimist

北海道大好き人間 さん、こんばんは。
そうですね、私の場合なかなか浮かばない上に、選ばれない・・・。
やはり、すっと思いついた物の方が良い名前なのでしょうか?
by optimist (2011-01-27 23:53) 

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