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最新の宇宙全天画像 [科学系よもやま話<宇宙の話>]

今日は、先日のハニー天体の話題でも、ちらっと名前が出てきたSDSS(スローン・デジタル・スカイ・サーベイ)プロジェクトが、2011年1月11日に公開した、最新の宇宙地図(デジタル・カラー画像)をご紹介します。
AAS プレスリリース(pdfファイル)』
SDSS.jpg
Credits:M. Blanton and the SDSS-III
とはいえ、上の画像は圧縮されたもので、実際の画像は、1兆2000億画素にもなります。とんでもない数ですね^^;
ほぼ全天の3分の1を網羅していて、約5億個もの星や銀河が含まれるそうです。全体の画像を最大解像度で見るには、ハイビジョンテレビを50万台並べる必要があると書かれていました・・・。

このデータを公開しているSDSS(スローン・デジタル・スカイ・サーベイ)は、1998年に始まったプロジェクトで、日、米、独の3カ国共同で行なわれました。20005年には、全天の1/4の探査を終了しました。総観測天体数は2億個にもなったそうです。
続くSDSS‐IIは、更に、韓国、中国、スイスが加わり、銀河系の北半球の観測を行い、SDSS‐IIIでは銀河系の南半球の調査が完了(2009年)したんだとか。

詳しくは、SDSSのホームページでご覧下さい。
スローン・ディジタル・スカイ・サーベイ(日本語)(リンク)』
The Sloan Digital Sky Survey(リンク)』


タグ:SDSS
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北海道大好き人間

「星の数ほど」とは言ったものですね。
ハイビジョンテレビ50万台で最大解像度の画像を見てみたいですね。

by 北海道大好き人間 (2011-02-14 13:53) 

optimist

北海道大好き人間 さん、こんばんは。
約5億個もの星や銀河・・・全部を見たら、圧巻でしょうね。

by optimist (2011-02-15 22:45) 

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