ＧＬＯＢＥ ａｔ Ｎｉｇｈｔ

今日ご紹介するのは、『ＧＬＯＢＥ ａｔ Ｎｉｇｈｔ（リンク）』。
世界規模で行われる市民参加型のキャンペーンで、夜空の明るさを同時観察しようと言うものです。

特別な物は何も必要なく、肉眼での観測結果をインターネットで報告するだけなので、簡単。興味のある方は、是非参加してみてください。

上のリンク先に詳細が載っていますが、現時点で、今年（２０１１年）の観察期間として、以下の２つが設定されています。

『第一回（オリオン座）（ｐｄｆファイル）』
観察期間：２０１１年２月２１日（月）～３月６日（日）

『第二回（しし座）（ｐｄｆファイル）』
観察期間：２０１１年３月２２日（火）～４月４日（月）

どちらも、やり方は同じで、以下の流れです。
まずは、観察地点の位置情報（緯度・経度）記録します。
マニュアルでは『Googleマップ（リンク）』を使う方法が紹介されていました。小数点以下までの詳細な緯度・経度が簡単に分かるんですから、便利な世の中ですね。
観測する時間は、日没の１時間後です。観察前に十分暗い所で目を慣らしておいて下さい。
時間になったら、観察対象（オリオン座やしし座）周辺を肉眼でみて、観察シートに記載されている８つの星図のどれに近いか選びます。
後は、観察結果をインターネットで報告して、世界中から集まった結果と比較するだけです。

国内でも、離島の海辺や登山などで宿泊した際には、驚くほどの数の星が空に瞬いていて、感動する事があります。
我々の出す光（勿論月も邪魔ではありますが）が、いかにそれらの星をかき消しているのか、改めて考える良い機会になると思います。大人のサポートがあれば、未就学児童でも十分参加できるイベントですので、是非ご家族で挑戦してみて下さい。
※防寒は十分に対策されますよう、ご注意下さい。

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タグ：光害 天体観測

コメント 2

今夜は満月ですので、オリオン座は見えても主立った星しか見えません。
という報告を入れればいいのでしょうか？

by 北海道大好き人間 (2011-02-19 00:27) 

北海道大好き人間 さん、こんにちは。
一応月の影響を無視できるように、調査期間は月が日没後直ぐには上がらない時期を選んでいます。
ですから、あくまで光害と天候による影響のみで評価する事になるんですよ。
by optimist (2011-02-20 09:59)