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京都大学霊長類研究所WEB博物館 [お役立ち・面白Site紹介]

今日は、『京都大学霊長類研究所WEB博物館(リンク)』をご紹介します。

このサイトでは、霊長類の生息地や、その進化について、非常に分かりやすく、図説付で解説されています。

その上、先日ご紹介した骨格のCT画像データベース同様、ここにもCT画像のデータベースがあるんです(但し、霊長類限定)。しかも、そのCT画データによるサル類の展示・解説するバーチャル博物館になっているんです。
Digital Morphology Museum,KUPRI(リンク)』骨好きにはたまらないと思います。是非一度ご覧下さい♪
 
因みに、哺乳類は、30個程の目に分類され、その一つの霊長類(霊長目)に属するのは、約70属350種だそうです。約6500万年前に樹の上で暮らす動物として現れたとされ、哺乳類の中でもかなり古くに成立したグループなのだそうですよ。

我々人類も、ここに属するのですが、CTを見ても、他の生物より部位が分かりやすかったです。何せ自分の骨と良く似てますからw
拇指と他の指でものをつまむことができる器用な手足や、一般的に視覚が発達している反面、嗅覚が鈍いという特徴もCT画像から読み解く事ができるようです。
それにしても、わざわざ博物館まで出向かなくても、家庭のコンピューター上で詳細な骨格情報を3Dで見られるのですから、便利な時代になったものです。

というか、博物館では裏側を見たりする訳にはいきませんが、このバーチャル博物館なら、例えばアカゲザルの頭骨も3種類アップされていますし、それがグルグル回って、背後まで自由に見る事ができます。好きな人だと、ず~っと見ていられそうですね^^;

とはいえ、一度は実物をご覧になられたほうが、具体的にイメージしやすいと思います。
上野の国立科学博物館で開催中の『科博標本博物館』は、今月30日までです。まだご覧になられていない方は、今週末にお出かけになってみては如何でしょう?
『ウェルカム・パンダ記念『科博標本動物園』&『宝石サンゴ展』<感想編>


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北海道大好き人間

更新(まだまだ続きますが)を終えた今、午前3:30過ぎですが、この時間にリンク踏んだら夢に出てきそうなので、昼間に見てみます(笑い)。
でも、こういうバーチャルな画像を用いて普段見ることのできないモノをわかりやすくするというのは、他でも活用して欲しいですね。

by 北海道大好き人間 (2011-05-26 03:38) 

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