ＪＡＭＳＴＥＣ 「新型海中探査機」名称募集 [さまざまな募集]
ＪＡＭＳＴＥＣが来年機体を完成させる新しいタイプの無人探査機について、愛称募集中です。
『「新型海中探査機」名称募集！！（リンク）』
その完成イメージ図をみると若干異なるが、諸元をみる限り、今年の７月に開催された海底資源研究プロジェクト発足記念ワークショップに於いて、ＪＡＭＳＥＴＣの吉田弘氏が紹介されていた開発コードネームＳｕＳＥと呼ばれる、特定域極精密調査を目的とした機体ではないかと思いました。
この新型無人海中探査機は、潜航可能深度３０００メートル。海底下および海底面の探査に活用するもので、水中ロボットとしては一般的になってきたＡＵＶ（Ａｕｔｏｎｏｍｏｕｓ Ｕｎｄｅｒｗａｔｅｒ Ｖｅｈｉｃｌｅ）と呼ばれる人工知能が搭載されるタイプ。
起伏に富んだ鉱床などの場所も観測できるように、可動式の８枚の前後翼により機体ピッチを制御することで、高い運動性を持たせるのだとか。潜航可能深度３０００メートルではありますが、航続時間が８時間以上もある巡航型のＡＵＶです。
文部科学省が公開している海洋鉱物委員会（第１４回）の配布資料『資料２ 海洋資源探査技術実証計画（案）（ｐｄｆファイル）』の末尾、別紙１で、コンセプトや仕様を見ることができますよ。
応募締め切りは１１月３０日（水曜日）。また、名称を決めるときの参考にもなる人気投票が、１０月１日から行われる予定だそうです。
最後は、海洋研究開発機構役職員及び外部有識者で構成される選考委員会によって、提案された名称のうち、ＪＡＭＳＴＥＣの探査機として最もふさわしいと判断されたものを、新型探査機の名称として決定するそうですから、応募が一番多いものになるわけではありません。
これだという名前をじっくり考えて応募してみて下さい。
尚、決定された名称を提案した方、または人気投票で決定された名称に投票された方の中から抽選で若干名にＪＡＭＳＴＥＣオリジナルグッズが贈られるそうですよ。
因みに無人探査機としてＪＡＭＳＴＥＣは、
深海巡航探査機『うらしま（リンク）』
３０００ｍ級無人探査機『ハイパードルフィン（リンク）』
深海曳航調査システム『ディープ・トウ（リンク）』
無人探査機『かいこう７０００ＩＩ（リンク）』
を運用していますが、今回の機体は、あらかじめ指示された情報にもとづき、海底付近をジグザグに走行し、海底の様子を調べるという辺りや、巡航型の長距離タイプという点、或いはその姿に因んだ名前が良さそうですね。
そういえば、 開発中のＡＵＶとしては、作業型自律探査機『ＭＲ-Ｘ１（Ｍａｒｉｎｅ Ｒｏｂｏｔ Ｅｘｐｅｒｉｍｅｎｔａｌ-１）（リンク）』もあります。愛称募集しなかったけど、なんとなくマンボウと呼ばれているのだとか。
他にもＲＯＶ（Ｒｅｍｏｔｅｌｙ Ｏｐｅｒａｔｅｄ Ｖｅｈｉｃｌｅ）と呼ばれる有索無人探査機としては、かいこうやハイパードルフィンだけでなく、大深度小型無人探査機ＡＢＩＳＭＯなども研究・開発されていますし、深海生物追跡調査ロボットＰＩＣＡＳＳＯなど、他の機体とも被らない名前にした方が良いでしょうし、英語圏と被りやすいホーネット、オデッセイ、オーシャンエクスプローラーなども注意が必要そうです。
私は、ドルフィン→ハイパードルフィンという流れは、母船からコントロールする探査機についているので、○○ドルフィンを避けて、生物名で応募してみようと思います。
８つの翼で機動性が高い円筒形の機体という事で、クシクラゲ（ウリクラゲ、カブトクラゲ）なんて名前も浮かびましたが、馴染みの無い名前だから、選ばれそうもありませんね＾＾；
カブトクラゲ類の1種 Ｂｏｌｉｎｏｐｓｉｓ ｉｎｆｕｎｄｉｂｕｌｕｍ（Ｃｒｅｄｉｔ： ＯＡＲ/Ｎａｔｉｏｎａｌ Ｕｎｄｅｒｓｅａ Ｒｅｓｅａｒｃｈ Ｐｒｏｇｒａｍ （ＮＵＲＰ））
『「新型海中探査機」名称募集！！（リンク）』
その完成イメージ図をみると若干異なるが、諸元をみる限り、今年の７月に開催された海底資源研究プロジェクト発足記念ワークショップに於いて、ＪＡＭＳＥＴＣの吉田弘氏が紹介されていた開発コードネームＳｕＳＥと呼ばれる、特定域極精密調査を目的とした機体ではないかと思いました。
この新型無人海中探査機は、潜航可能深度３０００メートル。海底下および海底面の探査に活用するもので、水中ロボットとしては一般的になってきたＡＵＶ（Ａｕｔｏｎｏｍｏｕｓ Ｕｎｄｅｒｗａｔｅｒ Ｖｅｈｉｃｌｅ）と呼ばれる人工知能が搭載されるタイプ。
起伏に富んだ鉱床などの場所も観測できるように、可動式の８枚の前後翼により機体ピッチを制御することで、高い運動性を持たせるのだとか。潜航可能深度３０００メートルではありますが、航続時間が８時間以上もある巡航型のＡＵＶです。
文部科学省が公開している海洋鉱物委員会（第１４回）の配布資料『資料２ 海洋資源探査技術実証計画（案）（ｐｄｆファイル）』の末尾、別紙１で、コンセプトや仕様を見ることができますよ。
応募締め切りは１１月３０日（水曜日）。また、名称を決めるときの参考にもなる人気投票が、１０月１日から行われる予定だそうです。
最後は、海洋研究開発機構役職員及び外部有識者で構成される選考委員会によって、提案された名称のうち、ＪＡＭＳＴＥＣの探査機として最もふさわしいと判断されたものを、新型探査機の名称として決定するそうですから、応募が一番多いものになるわけではありません。
これだという名前をじっくり考えて応募してみて下さい。
尚、決定された名称を提案した方、または人気投票で決定された名称に投票された方の中から抽選で若干名にＪＡＭＳＴＥＣオリジナルグッズが贈られるそうですよ。
因みに無人探査機としてＪＡＭＳＴＥＣは、
深海巡航探査機『うらしま（リンク）』
３０００ｍ級無人探査機『ハイパードルフィン（リンク）』
深海曳航調査システム『ディープ・トウ（リンク）』
無人探査機『かいこう７０００ＩＩ（リンク）』
を運用していますが、今回の機体は、あらかじめ指示された情報にもとづき、海底付近をジグザグに走行し、海底の様子を調べるという辺りや、巡航型の長距離タイプという点、或いはその姿に因んだ名前が良さそうですね。
そういえば、 開発中のＡＵＶとしては、作業型自律探査機『ＭＲ-Ｘ１（Ｍａｒｉｎｅ Ｒｏｂｏｔ Ｅｘｐｅｒｉｍｅｎｔａｌ-１）（リンク）』もあります。愛称募集しなかったけど、なんとなくマンボウと呼ばれているのだとか。
他にもＲＯＶ（Ｒｅｍｏｔｅｌｙ Ｏｐｅｒａｔｅｄ Ｖｅｈｉｃｌｅ）と呼ばれる有索無人探査機としては、かいこうやハイパードルフィンだけでなく、大深度小型無人探査機ＡＢＩＳＭＯなども研究・開発されていますし、深海生物追跡調査ロボットＰＩＣＡＳＳＯなど、他の機体とも被らない名前にした方が良いでしょうし、英語圏と被りやすいホーネット、オデッセイ、オーシャンエクスプローラーなども注意が必要そうです。
私は、ドルフィン→ハイパードルフィンという流れは、母船からコントロールする探査機についているので、○○ドルフィンを避けて、生物名で応募してみようと思います。
８つの翼で機動性が高い円筒形の機体という事で、クシクラゲ（ウリクラゲ、カブトクラゲ）なんて名前も浮かびましたが、馴染みの無い名前だから、選ばれそうもありませんね＾＾；
カブトクラゲ類の1種 Ｂｏｌｉｎｏｐｓｉｓ ｉｎｆｕｎｄｉｂｕｌｕｍ（Ｃｒｅｄｉｔ： ＯＡＲ/Ｎａｔｉｏｎａｌ Ｕｎｄｅｒｓｅａ Ｒｅｓｅａｒｃｈ Ｐｒｏｇｒａｍ （ＮＵＲＰ））
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2011-09-16 00:00
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空を飛ぶ人工衛星とかであればいろいろ浮かぶのですが、海底探査機では用途が限られてしまうので、名前も絞られてしまいますね。
by 北海道大好き人間 (2011-09-16 20:43)
人工衛星には「ゆり」や「ひまわり」など花の名がついたものもあって、それらがあるから、命名の自由度が上がっていると思っています。
海中探査機も公募と言う事もあって、これまでとはちょっと違う系列の名前になるかもしれませんね。
by Haruka・N (2011-09-16 23:28)
北海道大好き人間 さん、こんばんは。
私もなかなか、これだ！という名前が浮かばず、悩んでいます。
いっそ、海から離れて・・・とも思いますが、難しいですね。
by optimist (2011-09-24 21:59)
Haruka・N さん、こんばんは。
私も、思い切った名前に・・・とも思うのですが、なかなかこれが難しいですよね。
とりあえず、悩んでも仕方ないので、応募してみようと考えています。
by optimist (2011-09-24 22:00)