金産出量ランキング [なんでもランキング]
レアメタル、資源争奪戦、金市場最高値更新、はたまた暴落だの、新聞紙上ではこのような文を目にする事が多くなりました。
ところで、鉱物資源の中で高い価値があるものとして、真っ先に名前が挙がるのは、やはり金でしょう。ドル下落にあわせて金価格がガンガン上がって(急落したりして)ますよね。
金の産出が多い国は?と問えば、(知識がある人ほど)南アフリカ共和国と答えるのでは無いでしょうか?
南アフリカは金の産出量世界一。だと思っていませんか?
実は、最近の動向を見ると、これって正しく無いんです・・・。
「mineral commodity summaries 2005-2011」によれば、2003年時点での産出量ランキングは以下の通り
南アフリカ共和国 373t(14%)
オーストラリア 282t(11%)
アメリカ合衆国 277t(11%)
中華人民共和国 202t(8%)
ペルー 172t(7%)
ロシア 170t(7%)
カナダ 141t(5%)
インドネシア 140t(5%)
これが、2009年になると、このように変化しています。
中華人民共和国 345t(14%)
オーストラリア 255t(10%)
アメリカ合衆国 230t(9%)
南アフリカ共和国 190t(8%)
ペルー 190t(8%)
ロシア 170t(7%)
インドネシア 120t(5%)
ガーナ 100t(4%)
かつて金の採掘量ベースで14%を占めていた南アフリカ共和国にかわり、現在は中国が14%のトップ。南アフリカは8%の第4位に後退しているんです。カナダにかわりガーナが上位に入っている他は、丁度、南アフリカと中国が逆転している状態です。
主要国の多くが減産している面はあるものの、2011年時点で、金の産出国と言えば、断トツで中国なんですね~。
情報には賞味期限があるものですが、急速に世界が変化しているのを実感させられます。
参考までに、2003年以降の金産出量の推移を載せておきます。
参考:mineral commodity summaries 2005-2011
ところで、鉱物資源の中で高い価値があるものとして、真っ先に名前が挙がるのは、やはり金でしょう。ドル下落にあわせて金価格がガンガン上がって(急落したりして)ますよね。
金の産出が多い国は?と問えば、(知識がある人ほど)南アフリカ共和国と答えるのでは無いでしょうか?
南アフリカは金の産出量世界一。だと思っていませんか?
実は、最近の動向を見ると、これって正しく無いんです・・・。
「mineral commodity summaries 2005-2011」によれば、2003年時点での産出量ランキングは以下の通り
南アフリカ共和国 373t(14%)
オーストラリア 282t(11%)
アメリカ合衆国 277t(11%)
中華人民共和国 202t(8%)
ペルー 172t(7%)
ロシア 170t(7%)
カナダ 141t(5%)
インドネシア 140t(5%)
これが、2009年になると、このように変化しています。
中華人民共和国 345t(14%)
オーストラリア 255t(10%)
アメリカ合衆国 230t(9%)
南アフリカ共和国 190t(8%)
ペルー 190t(8%)
ロシア 170t(7%)
インドネシア 120t(5%)
ガーナ 100t(4%)
かつて金の採掘量ベースで14%を占めていた南アフリカ共和国にかわり、現在は中国が14%のトップ。南アフリカは8%の第4位に後退しているんです。カナダにかわりガーナが上位に入っている他は、丁度、南アフリカと中国が逆転している状態です。
主要国の多くが減産している面はあるものの、2011年時点で、金の産出国と言えば、断トツで中国なんですね~。
情報には賞味期限があるものですが、急速に世界が変化しているのを実感させられます。
参考までに、2003年以降の金産出量の推移を載せておきます。
参考:mineral commodity summaries 2005-2011
田中貴金属 インゴット 5g金価格の上昇が続いています。今後も上昇が期待されます。資産価値... |
タグ:金産出量
金に限らず鉱脈がどこにでもあるというわけではないですが、あの広大な国土の中国にはまだ眠ったままの鉱脈がありそうです。
そして、人件費も安いので大量に産出できそうな気もしますが、レアアースのこともあるので、輸入国の足元を見る様な気がします。
by 北海道大好き人間 (2011-10-05 16:16)
北海道大好き人間さん、こんばんは。
まあ、安い労働力と劣悪な労働条件で掘り出される資源である以上、自国内でその歪に押しつぶされる国民がいるわけで、難しい問題だとは思います。
オーストラリアなどと違い、東南アジアなどの鉱山でも労働者の蜂起などが現実に起こっているのも、同様な問題が背景にあるからでしょう。
とはいえ、やはり自国に資源があるというのは、国家運営の上で有利なのは、間違いないですよね。
by optimist (2011-10-05 21:57)