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巨大なamphipods(ヨコエビ類)、7000mの深海で発見される!? [不思議な生き物・奇天烈生物紹介]

今日ご紹介するのは、ニュージーランド沖の深海で発見された、巨大な端脚類(ヨコエビ類)についてです。
’Supergiant’ amphipods discovered 7 km deep(リンク)』

リンク先の記事では、蒸しエビなら何人分?なんてありますが、記事にも書いてあるように、我々が食する所謂十脚目(エビ目)のエビではありません。同じエビの名を持つヨコエビの仲間である端脚類の話です。
Alicella gigantea0005.JPG
※2014年のJAMSTEC横須賀本部の公開日に展示してあったAlicella giganteaの写真を追加しました。

深海に生きる巨大生物と言って思いつくのは、同じく節足動物門甲殻亜門軟甲綱に属する等脚目のオオグソクムシとかダイオウグソクムシ。こいつらも体長が最大で50センチにもなるという巨大なダンゴ虫みたいな生物です。

これらは新江の島水族館などでご覧になる事ができます(ピンボケでごめんなさい^^;)。
大具足虫0001.JPG
そういえば、JAMSTECの本部の一般公開でオオグソクムシに触らせてもらえるコーナーもありました。3歳の娘は怖いもの知らずだから、楽しそうに撫でていましたよ^^;
大具足虫0002.JPG

さて、この記事にある巨大端脚類もそうですが、深海では巨大な体が生存に有利に働くのかもしれませんね。勿論、全ての深海生物が巨大になる訳ではないですが・・・。
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コメント 4

北海道大好き人間

エビ目の一般的なエビだったらさぞかし美味しいだろうなあと思います。
でも、輸入されてくる冷凍エビだって、生きているうちならばそのまま食べても十分美味しいと思うのですが。

深海は水圧が高いので、ここにすんでいる生物を陸上に水揚げしたら破裂とかしないのでしょうか?

by 北海道大好き人間 (2012-02-04 10:43) 

david

大きな深海生物ですね、新江ノ島水族館に行けば見られるのですか?
近くのドライブはほとんど行ったから、こんどは出かけて行こうかな。
by david (2012-02-05 09:30) 

optimist

北海道大好き人間 さん、こんばんは。
急激に引き上げると死亡する例はありますし、低温に適した生物の場合、温度変化で死亡する事もあるようです。
しかし、水圧の違いそのもので生きられないという事はないようですよ。徐々に引き上げていけば普通に水槽で飼える深海生物は多いようです。
ちょっと例えとして適当かはわかりませんが、ヒマラヤの5000m地帯でも海抜0m地帯でも人が生活できる訳ですが、5000m分の大気の重さ、圧力差は生存できない程の差ではないのと似ているかもしれません。
by optimist (2012-02-10 22:40) 

optimist

davidさん、こんばんは。
オオグソクムシや、ダイオウグソクムシは、現在新江ノ島水族館で常設展示されています。
1Fの大水槽横にある深海展示スペースで、ゴエモンコシオリエビやユノハバガニ等と一緒にご覧になれますよ。
もし、お時間があれば、是非ご覧になってみてください。
by optimist (2012-02-10 22:43) 

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