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国立遺伝研究所一般公開2014<感想編>その3 [科学系よもやま話]

さて、今回も前回に引き続き、国立遺伝研究所内に咲いていた桜の一部をご紹介しようと思います。
まだまだ他にも、所内には多くの種類の桜が咲いていましたが、流石にいつまでもこれを続けて仕方ないので、これで終了です^^;

船原吉野・・・伊豆半島土肥峠’(船原峠)の旧道を西に僅かに下った所に黒岩と呼ぶ開拓地のはずれの斜面に自生していた開花株を1959年に竹中博士が発見したそうです。
船原吉野0001.JPG

三ヶ日桜・・・浜名湖の北岸、三ヶ日町鵺代(ぬえしろ)の川西凛衛氏邸の裏庭にあった桜だそうです。
三ケ日桜0001.JPG

 
山桜枝垂れ・・・1964年、静岡県御殿場市にある宗教団体より「ヨシノシダレ」の名で導入したそうです。樹性に「ヤマザクラ」の性質があり、「ソメイヨシノ」のように毛がないこと、名が紛らわしい事から、1981年「ヤマザクラシダレ」と新しい名がつけられたそうです。
山桜枝垂れ0001.JPG

糸括・・・江戸時代から知られている品種だそうです。枝の先に3-7花ぐらいの鼻が散房状に密集してまつわりつく状態で咲いています。ピンクでゴージャスな感じが好きです♪
糸括0001.JPG

駿府桜・・・東京小金井の「ヤマザクラ」の実生選抜品だそうです。「ソメイヨシノ」と「ヤマザクラ」の交雑だという記述もみかけました。
駿府桜0001.JPG

水玉桜・・・神奈川県真鶴半島に自生していたものだそうです。。「ソメイヨシノ」と「マメザクラ」の自然雑種が考えられるのだとか。真っ白で可愛い花でした。
水玉桜0001.JPG

雪月花・・・農振水産省浅川実験林より1962年に導入したものだそうです。
雪月花0001.JPG

まだまだ、写真は撮ってきたのですが、植物ブログ化してしまいそうなので、この辺でw
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北海道大好き人間

桜に限らず、品種改良は遺伝子の組み換えみたいなものですし、たまには「息抜き」でこういう画像(記事)を読むのもいいです。
でも、ソメイヨシノと八重桜は一緒に咲かないですし、この桜のためだけに何度か足を運ぶ必要性もあるかと思います。吉野の山は、そういうことも考えて桜を植えているみたいですが。

by 北海道大好き人間 (2014-05-01 22:18) 

optimist

北海道大好き人間 さん、こんばんは。
桜は、とにかく色々な種類が一緒に見れたのと、晴天に恵まれ見頃の花が多かったので、見ごたえがありました♪



by optimist (2014-05-19 22:21) 

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