SSブログ

神奈川県衛生研究所 施設公開2014<感想編>その2 [一般公開・講演・特別展等紹介]

さて今回は、神奈川県衛生研究所 施設公開2014のレポート(後半)となります。

では、さっそく前回出題した問題の答えを発表します。
答えは、④でした。
衛生研究所20140006.JPG
アオカビの仲間(ペニシリウム・ロックフォルティ)です。
チーズの内側で発育して、チーズを熟成させる事で、ブルーチーズの独特の味と香りを作るんだそうです。

因みに①は、コウジカビの仲間(アスペルギルス属)。米麹のカビでした。
②は、鰹節に使われるカワキコウジカビの仲間(ユーロチウム属)。
③は、クモノスカビの仲間(リゾプス属)。インドネシアの伝統的発酵食品「てんぺ」に使われるカビで、煮た大豆に発育させ、パルミチン酸などの遊離脂肪酸を作るのだそうです。
このようなカビも顕微鏡で見ると親しみがわきますね♪

さて、答え合わせも終えたので、6Fで体験できたブースいついて、もう少しご紹介しますね。
特に人気だったのは、次の2つのブースです。
 

まずは、「ペットボトル顕微鏡をつくろう」です。
衛生研究所20140015.JPG
直径2mm程のガラスビーズ(穴の開いていないものです)とペットボトルを使って、顕微鏡を作ります。
衛生研究所20140014.JPG
完成した物は、こんな感じです。
玉ねぎの細胞を染色したプレパラート(ペットボトル製)を見るのですが、思った以上にちゃんと細胞が見えるので面白かったです。

そして、唯一整理券制だったのが、「つくってみよう!DNA模型」。
衛生研究所20140018.JPG
ビーズと手芸用ワイヤーを使ってDNAの二重螺旋構造を作っていきます。
衛生研究所20140019.JPG
こんな感じでビーズを繫いでいって、最後に捻ると、見事に二重らせん構造に♪
衛生研究所20140020.JPG
管ビーズは色の組み合わせでAGTCを表していて、組み合わせを間違えないように注意するのがポイントです。これが出鱈目だとDNAじゃあありませんからね^^;

どちらもネットで作り方を検索できますが、その内このブログでも作り方をご紹介したいな~と考えています。
何時になるか分かりませんが、気長にお待ちください。

nice!(8)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

nice! 8

コメント 1

北海道大好き人間

DNAのストラップ、手芸が好きな子だったら、もっと複雑なものも作ってしまうだろうと思います。

by 北海道大好き人間 (2014-11-18 21:42) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。