ダイオウグソクムシの脱皮を国内初確認・動画撮影に成功!! [不思議な生き物・奇天烈生物紹介]
鳥羽水族館から、ダイオウグソクムシの脱皮を撮影する事に成功したと発表がありました。
『ダイオウグソクムシの脱皮を国内初確認・動画撮影に成功!!(リンク)』
近年、急に知名度が上がったダイオウグソクムシですが、その生態には謎が多く、脱皮が観察されたのも初めてなのだそうです。
発表を見ると、ダイオウグソクムシを含む等脚類(ダンゴムシの仲間)は、脱皮の際に先に体の後半部(胸部第5節以降)を脱ぎ、それが硬化した後、前半部を脱ぐ習性があるのだそう。初耳でした。
これは脱ぎ捨てる殻のカルシウムを無駄にしないためだと考えられているのだとか。即ち、脱皮前に殻のカルシウムを体液中に溶かし出して、捨てられる殻になるべくカルシウムを残さないようにしてから脱皮。脱皮後硬化したら、体液中のカルシウムを後ろ側へ移動させ、前半分を脱皮。このように交互に脱皮をすることにより、カルシウムが無駄に捨てられるのを防ぐと。
実に良くできたシステムですね。
ダイオウグソクムシの脱皮は無理ですが、ダンゴムシで一度観察してみようと思います。
『ダイオウグソクムシの脱皮を国内初確認・動画撮影に成功!!(リンク)』
近年、急に知名度が上がったダイオウグソクムシですが、その生態には謎が多く、脱皮が観察されたのも初めてなのだそうです。
発表を見ると、ダイオウグソクムシを含む等脚類(ダンゴムシの仲間)は、脱皮の際に先に体の後半部(胸部第5節以降)を脱ぎ、それが硬化した後、前半部を脱ぐ習性があるのだそう。初耳でした。
これは脱ぎ捨てる殻のカルシウムを無駄にしないためだと考えられているのだとか。即ち、脱皮前に殻のカルシウムを体液中に溶かし出して、捨てられる殻になるべくカルシウムを残さないようにしてから脱皮。脱皮後硬化したら、体液中のカルシウムを後ろ側へ移動させ、前半分を脱皮。このように交互に脱皮をすることにより、カルシウムが無駄に捨てられるのを防ぐと。
実に良くできたシステムですね。
ダイオウグソクムシの脱皮は無理ですが、ダンゴムシで一度観察してみようと思います。
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タグ:ダイオウグソクムシ
うちでも昔、水槽でイセエビやクルマエビを飼っていて、それが脱皮する様子を見たことがありますが、滅多に見られないので感動します。
多分、それら甲殻類も、このダイオウグソクムシと同じく、脱皮する殻にカルシウムを残さない仕組みがあるのではないかと思います。
by 北海道大好き人間 (2016-02-15 13:32)
写真を見て脱皮の途中経過を撮ったものだと思ったのですが、そうではなくて、半分ずつ脱皮するのだと知ってびっくりしました。
無駄を減らす合理的なシステムなのですが、それを知らないと、単に疲れたから一休みしているようだと。
そういえばダイオウグソクムシが知られるようになった頃、酷い名前と言う人がいまして、「大王具足虫」と伝えたら納得してくれたのですが、カタカナ表記だと意味がわかり辛いものもあります。
植物ですが、ヒメイワダレソウ(姫岩垂草)。読み方によってはちょっとしたホラーに……
by Haruka・N (2016-02-16 02:01)
北海道大好き人間さん、こんばんは。
イセエビやクルマエビを飼育って凄いですね。
Haruka・N さん、こんばんは。
愚息虫と変換したのでしょうか・・・。それにしても、ダイオウグソクムシなんて、ちょっと前には誰も知らない生物だったのに今ではふるさと納税のお礼の品にまでなっている事に驚きました。
by optimist (2016-02-20 19:50)