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半水生に適応した巨大肉食恐竜 [科学系よもやま話]

肉食恐竜ティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)より大きく、史上最大の肉食恐竜として知られる「スピノサウルス・エジプティアクス(Spinosaurus aegyptiacus)」が、陸上生活と水中生活の両方に適応していたとする研究論文が、11日の米科学誌サイエンス(Science)に掲載されたとニュースになっていました。

掲載された論文とういうのが、この論文です。
Semiaquatic adaptations in a giant predatory dinosaur(リンク)』(Science (advance online publication) DOI: 10.1126/science.1258750)

以前から、スピノサウルスがワニのように、水中で魚などを採っていたとする説が有力視されていましたが、この論文のように、恐竜が水中でも過ごしていた可能性を示す報告というは初めてなんだそうです。ちょっと意外でした。
因みに、水中(海中)で生活していたプレシオサウルスやフタバスズキリュウなどは、恐竜ではなく、海生爬虫類に分類されます。

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