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南極隕石ラボラトリー [お役立ち・面白Site紹介]

先日触れた南極隕石ラボラトリーについて、折角なのでもう少し詳しくご紹介したいと思います。

これまでに日本南極地域観測隊で採集された南極隕石は、すべて南極隕石ラボラトリーで分類された後、保管されています。

Webサイト上でもその一部が紹介され、2009年12月現在で37点の隕石(スライス)を見る事が出来ます。
南極隕石ラボラトリ
隕石の種類別に紹介されているのですが、『鉄隕石』『パラサイト』『メソシデライト』『ロードラナイト』『ユレイライト』『ダイオジェナイト』『ホワルダイト』『ユークライト』『アングライト』『月起源隕石』『普通コンドライト』『炭素質コンドライト』とその種類は多岐にわたっています。流石、元世界一の隕石保有国!

因みにこの辺りの話をさせて頂くと、南極で隕石採取を定期的に行なってきた日本ですが、ここ8年間採取していない間に、米国が約1万7000個を超えて、数年前に保有数で抜かれてしまったんですね~。
9年ぶりとなる今回の採取で、再び隕石保有数で1番になることでしょう。まあ、なにかと目立って叩かれている蓮舫さん風に言えば、『2位じゃだめなんですか?』って突込みが入るのかな^^;

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Launch Turning the Pages™ 2.0(英国王立協会) [お役立ち・面白Site紹介]

英国王立協会が1月18日、所蔵していた一部の資料をスキャンして、ネットで公開したのをご存知でしょうか?
ニュースにもなっていたので、既に、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。

アイザック・ニュートンの重力を発見したときの逸話を同僚のウィリアム・ストークリがまとめた原稿『Memoirs of Sir Isaac Newton’s life』や、王立学会研究員ヘンリー・ジェームズ氏による三葉虫のスケッチ『Henry James's sketches of fossils』など7つの資料が公開されていました。
URL:http://www.royalsoc.ac.uk/Turning-the-Pages/

生原稿がこうして閲覧出来るのは嬉しいですね。しかも無料です。今後も資料を追加していくそうなので、要チェックかもしれません。まあ、ニュートンについての回顧録の方は、さっぱり読めませんでしたけど^^;

資料はフル3D、Silverlight、HTMLの3つの閲覧形式が用意されてましたが、HTML版の一部画像の直リンクを載せておきますね。
『Henry James's sketches of fossils P.15』

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サイエンスニュースオンデマンド [お役立ち・面白Site紹介]

今日は、『サイエンスニュースオンデマンド』をご紹介しようと思います。サイドバーにある『サイエンスチャンネル』のリンクからも行けるのですが、独立行政法人、科学技術振興機構(JST)によるサイエンスニュース 試験放送(コチラ)の一つです。

コメントを見ると、『新しいタイプの科学情報番組として、より多くの方に科学への興味を持っていただくために、インターネット動画による配信方法を試験的に採用し、今後の科学情報発信の可能性を探っていきます。大人から子どもまで、みんなが「おもしろい!」と感じていただける番組作りを目指していきます。』
とあります。実際、なかなか面白い話が多いので、お好きな方はご覧頂いて損は無いと思います。配信期間は2010年3月上旬までの予定ですが、その後はどうなるのかな~。

物理,化学,生物,自然,環境,生活・医療,産業のジャンル別コンテンツや、スペシャル動画があり、充実の内容です。一つ一つのニュースは5分程度の物ですが、見てると、いつの間にか時間が経っちゃうんですよ^^;

『その他のリンク先』にも登録してありますので、ご利用下さい。
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Yahoo!キッズほしぞら [お役立ち・面白Site紹介]

昨日の金星の見どころですが、シミュレーターを使って自分でピックアップしたというお話をしいました。
そうです、今ではフリーソフトを含め多数の天文(シミュレーション)ソフトが簡単に手に入るんです。

折角ですから、ここで幾つかご紹介します。

今なら『Yahoo!キッズほしぞら』をお勧めします。子どもでも使えるわかり易い構成が良いです。何もインストールしなくてもサイト上で、今日の星図、日の出・日の入、月の出・月の入の時刻に月齢に加え、今月の見どころも紹介してくれてます。

更に、商用ソフトとして『ステラナビゲータ』を出している、アストロアーツさんの『星空ウォッチャー』(無料)をインストールすれば、好きな日付と時間の空をシミュレーションしてくれるんです。子どもさんが使うには十分だと思います。

他にも天文ソフトとして有名なのものを以下に載せておきました。まだ使った事が無いという方は、是非一度試してみてください。
『つるちゃんのプラネタリウム』
『太陽系シミュレータースタジオ』
『HippLiner』
『FarSky 天球図』
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月探査ステーションのドメイン名変更について [お役立ち・面白Site紹介]

おくればせながら、『月探査ステーション』のリンク先を変更しました。実は、5月10日にドメイン名が変更されていたのですが、ついずるずると・・・って単なる言い訳です^^;

変更されたのは、ドメイン名の部分。URLの「moon.jaxa.jp」分が、「moonstation.jp」に置き換わりました。

この趣旨について、月探査情報ステーション内で記述がありますので、以下に引用します。

以下引用
■ドメイン名を変更する理由

月探査情報ステーションは、開始(1998年11月)以来、宇宙開発事業団(NASDA…nasda.go.jp)及び宇宙航空研究開発機構 (JAXA…jaxa.jp)のドメイン名で運用されてきました。
これは、月探査情報ステーションの主催組織にNASDA及びJAXAが入っており、サーバーをその機関内に設置した、ということが大きな理由です。しかし、近年は月探査情報ステーションのコンテンツ管理の多くは編集長(寺薗…JAXAには現在所属していない)が行っており、JAXAドメインでコンテンツを運用することは、ドメイン名の意味(jaxa.jp内、すなわちJAXAによる管理)と実際のコンテンツ運用とのずれを招いていました。
このため、関係各機関、各部署との協議の上、この点を明確にするべく、ドメイン名を jaxa.jp から変更することで、現在の運用体制とドメイン名の意味を一致させることにいたしました。

天体望遠鏡工作キット コルキット KTー6cm(ハンズネット¥6300)

タグ:JAXA
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SuMIReプロジェクトWeb Site開設 [お役立ち・面白Site紹介]

SuMIRe(Subaru Measurement of Images and Redshifts)プロジェクトについての、一般向けのWeb Siteが、12月6日に、開設されました。
SuMIReプロジェクトWeb Site(リンク)』

SuMIReプロジェクトは、内閣府の科学技術政策で採択された『最先端研究開発支援プログラム(リンク)』30件の1つです。

現在、宇宙の7割以上を占めると考えられている暗黒エネルギー(ダークエネルギー)や、2割以上を占めると考えられている暗黒物質(ダークマター)。目で見えず正体不明のこれらの解明に、多くの科学者が知恵を絞っています。例えば先日ご紹介した、『暗黒物質検出装置「XMASS」』が、その一例です。

このSuMIReプロジェクトは、国立天文台のすばる望遠鏡を使って、数十億光年離れた銀河を観測して宇宙の起源に迫るという物です。そのために、新たに9億ピクセルのイメージングや、同時に数千の遠方銀河を観測できる分光器を開発し、すばる望遠鏡に設置します。
そして、暗黒物質(ダークマター)の3次元地図を作り、宇宙の膨張の歴史を解き明かそうという壮大なプロジェクトです。

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STEREO Sun360 [お役立ち・面白Site紹介]

NASAの太陽観測衛星『STEREO』が、2011年2月6日に太陽をはさんで180度の位置に2機が並びました。つまり、太陽を同時に正対する2方向から観測できるという訳です。
515219main_stereo-spacecraft.jpg
Credit:NASA
First Ever STEREO Images of the Entire Sun(リンク)』

太陽活動を世界で始めて3Dで表した画像を始め、サイズやfps違いの動画は、こちらからダウンロード可能です。
STEREO Sun 360(リンク)』

とはいいえ、全体が同時に観察出来るのは今だけ。今後、2機はの距離は縮まり、2015年にすれ違うことになります。
 
さて、このSTEREOプロジェクト。学術的な目的だけかと言えば、さにあらず。
研究目的外でも重要な役割を担っています。太陽から地球へのエネルギーと物質の流れを観測して、何をするかと言えば、宇宙天気予報。STEREOプロジェクトのデータを使って、米海洋大気局(NOAA:US National Oceanic and Atmospheric Administration)が、宇宙天気予報を行なっています。
 

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Extreme Planet Makeover [お役立ち・面白Site紹介]

NASAのWeb Siteに惑星のシミュレーションができるサイトがあるのをご存知でしょうか?
それが、『Extreme Planet Makeover(リンク)』です。

写真は、M型主系列星の赤色矮星を廻る地球の4倍ほどの大きさの惑星(Super-Earth)です。主星の光が弱いので、水星 (0.4AU)に近い軌道半径ですが、ハビタブルゾーン内にあるため、生命が存在する可能性があるのかな?
extremePlanet.jpg
惑星のタイプは、Iceball,Eaeth-like planet,Super-Earth,Gas Giant,Hot Rock,Hot Jupiterの6種類だと思います。他にもあるかもしれませんが、ざっと見たところ、私には見つけられませんでした。

右下のプリセットで地球、火星、Gl581dが用意されているので、これをベースにパラメータを変化させるのもありです。
Gl581dは、赤色矮星グリーゼ581を廻る第4惑星。以前、このブログでも『可住惑星を太陽系外に発見?』でご紹介したように、生命が存在可能なハビタブルゾーン内にある可能性がある岩石惑星として注目された星です。
 

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タグ:NASA
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JAMSTECオリジナルのブログパーツ [お役立ち・面白Site紹介]

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、昨年末に、カレンダーをSo-netのブログパーツから、JAMSTECオリジナルのブログパーツに変更しました。

現在は、『深海生物カレンダー』ですが、他にも有人潜水調査船『しんかい6500』や、地球深部探査船『ちきゅう』があります。
下のリンク先から入手できますので、良かったら使ってみてください。
JAMSTECオリジナルのブログパーツ(リンク)』



私が使っている『深海生物カレンダー』は、幻冬舎の『深海のとっても変わった生きもの』から抜粋された12種類の深海生物の写真がランダムで表示されます。
コトクラゲ、オオナミカザリダマ、ミドリフサアンコウなど、奇妙だけど愛らしい姿の深海生物が気に入った方は、幻冬舎の『深海のとっても変わった生きもの』(1,365 円)もご覧になってはいかがでしょうか?


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JISCARD(航路線量計算システム) [お役立ち・面白Site紹介]

航路線量計算システム(JISCARD:Japanese Internet System for Calculation of Aviation Route Doses)』をご存知でしょうか?

福島第一原発の事故以来、大気中の放射線量を気にする人が増えてきたように思います。それに関連して、識者の方の話の中で、普段の生活でも放射線には晒されているという指摘を見たことがあるかと思います。
病院での様々な検査や国際線を使った旅行での被爆量と比べて、事故による被爆量がどうであるという記述です。

では飛行中の航空機で、我々が浴びる放射線量ってどの位なのでしょう?それを簡単に調べられるのが、航路線量計算システムなんです。このシステムでは、飛行中に被爆する宇宙線(宇宙からの放射線※主に太陽から)の量を計算してくれるんです。

放射線医学総合研究所が、情報通信研究機構(NICT)の協力を得て、開発したものだそうです。
出発する空港と、目的地の空港、そして何時飛ぶのかを入力すると、被爆量を示してくれるので、とっても簡単ですよ。

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