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科学館・博物館(常設展示)紹介 ブログトップ
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三菱みなとみらい技術館~1F~ [科学館・博物館(常設展示)紹介]

今日は、久々に科学館めぐりのお話をさせ頂きます。

みなとみらいのランドマークタワーのお隣にあるのが、『三菱みなとみらい技術館』です。
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1994年6月に、三菱重工が、広く科学技術に興味を持ってもらおう目的で開設した科学館で、同社の製品技術による最先端科学を紹介しています。

ランドマークタワーのお隣のビルで、電車で移動する我が家には非常にありがたいです。館内は宇宙ゾーン,海洋ゾーンなど7つのゾーンに分かれ、(主に三菱の)先端技術にまつわる展示がされています。2008年に『エコ・エネLAND』と『みっけTOWN』がリニューアルして小さなお子さん達が更に楽しめるようになっています。

入館料も300円(WebサイトからクーポンをGetすると200円)と格安ですから、是非一度行ってみてください。お勧めします。

それでは、館内の展示をご紹介します。

まず入り口ではロボットのwakamaruがお出迎えしてくれます。(wakamaruの公式ブログ
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wakamaruは、コミュニケーションを得意とするロボットで、会話によって様々な反応を見せてくれます。

1Fは、『交通・輸送ゾーン』『海洋ゾーン』『宇宙ゾーン』『くらしの発見ゾーン<みっけTOWN>』に分かれています。

入り口を入って右手には『交通・輸送ゾーン』があります。ここのお勧めは、なんと言っても、超低床路面電車『jTRAM』のシミュレーション。『jTRAM』の運転席に座って、みなとみらいの街を運転するシミュレーションゲームです。最後に運転技術を採点してくれますよ♪
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続く『海洋ゾーン』には深海6500の1/2模型が展示されています。マニュピレーターなど、スイッチを押すと実際に動く優れものです。
深海6500#1.JPG深海6500#2.JPG
その隣には、深海6500のシミュレーターがあり、海中の生物を捕獲したり・写真を撮ったりと3つのミッションが与えられます。
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三菱みなとみらい技術館~2F~ [科学館・博物館(常設展示)紹介]

今日は前回の続きで『三菱みなとみらい技術館』のお話です。前回は、1Fの展示についてご紹介したので、今日は2Fの展示についてお話します。

2Fは『環境・エネルギーゾーン』『技術探検ゾーン』『乗物の歴史コーナー』と『トライアルスクエア』に分かれています。

2Fのイチオシは『環境・エネルギーゾーン<エコ・エネLAND>』でしょう。ここでは、受付で渡されるエントリーカードを使って遊びます。
中央の地球レスキューのバーチャル空間に自分のキャラクター(初回エントリー時に名前と姿を決める事が出来ます)を登場させて、白熊やペンギンなどの話を聞きながら知識の種を集めていきます。そして、周囲の体験コーナーで体験の種を集めると、種から芽が出て木が生えて、環境を良くする体験が出来るんです。
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体験コーナーは、発電所のバーチャルプラントツアーやエネルギーシフト島など、小さい子供でも感覚的に使える物が多いのが特徴かな。
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ただ、解説は文字なので、小さなお子さんには、保護者の方が読んであげてくださいね^^;

息子が気に入ったのは、『核分裂グラグラボール』。丸い大の中に中性子にみたてた5個のボールとウラン235
にみたてたピンが立っていて、この台を傾けて、時間内にボールをピンに当てるゲームです。
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ボール=中性子がピン=ウラン235にあたると核分裂がおきて、炉の温度が上昇しますが、既に核分裂したウランにあたっても核分裂はしません。時間内に全てのピンにボールがあたると、炉の温度が300℃になってクリアーって感じ。
まだ4歳になったばかりの息子は、体を目一杯使って台を傾けてました。

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三菱みなとみらい技術館~トライアルスクエア~ [科学館・博物館(常設展示)紹介]

ミュレーションマシンは館内に、『しんかい6500』と『jTRAM』がありますが、トライアル・スクエアには、ヘリコプターの本格的な操縦体験ができるシミュレーター『スカイウォークアドベンチャー』があり、イチオシです。

このトライアルスクエアは、小学生以上(推奨年齢:小学校4年生以上)を対象としたプログラムなので、ちびっ子は親がやるのを見てるだけになります。また、時間が決まってたり、受付が当日の先着順だったりするのでご注意下さい。
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さて、私のイシオシ『スカイウォークアドベンチャー』は、CGの横浜上空をヘリコプターで飛ぶフライトシミュレーター(15分)です。私が運転しても、適当に操縦していると簡単に墜落してしまいます^^;気合を入れてトライしてみて下さい。

当日の先着順で予約受付という話はしましたが、満席になると終了となるので、やりたい人は早めにお出かけする事をお勧めします。因みに定員は4名(操縦者は2名)です。
残念ながら、息子は小学生になるまで挑戦はおあずけです・・・。

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三菱みなとみらい技術館~海洋・技術探検の2ゾーンがリニューアル~ [科学館・博物館(常設展示)紹介]

年始にご紹介した横浜の『三菱みなとみらい技術館』ですが、先日訪れたところ、一部リニューアルされていましたので、ご紹介します。年末年始のお休み中にリニューアルされたようです。
三菱みなとみらい技術館
リニューアルされたのは、1Fの『海洋ゾーン』と、2Fの『技術探検ゾーン』です。

『海洋ゾーン』は、メインとも言うべき、『深海6500』の1/2模型や、『うらしま』,そして深海6500のシミュレーターはそのままですが、その他の壁側の展示が新しくなっていました。

大幅に変わっていたのは、『技術探検ゾーン』。『ここには、メカ・ジャングル』などが置いてあったのですが、展示物も増え、全てが新しくて良い感じです。
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『ハイパー・メカ・ハーバー』は、港をイメージ展示で、クレーンやフォークリフトを使って滑車などの基本原理を、体感しながら学ぶことができます。他にも『てこ』と『油圧』を使った展示で、自分が乗ったタラップを持ち上げてる展示もありました。でも早速一部のハンドルが壊れて修理中に・・・。子どもが使う物なので、しょうがない面はあるのでしょうが、普通に使っていれば、こんなにすぐ壊れたりはしないと思います。皆さん、大事に使いましょう!

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神奈川県総合防災センター [科学館・博物館(常設展示)紹介]

昨日、調布にある消防研究センターの一般公開をご紹介しました。平日だからちょっと行けないな~って人にお勧めなのが、今日ご紹介する厚木市にある神奈川県総合防災センターです。
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科学館や博物館とは、ちょっと違うかもしれませんが、結構楽しめる施設です。コチラは、土日も空いていて消火体験や地震体験ができます。これらの体験コーナーは、私のイチオシ!子供に防災意識を植え付けるのに最適です。

まずは、『地震体験コーナー』。ここでは、阪神大震災や今後来ると予想される東海地震など、何パターンもの地震を再現してくれます。突然激しい揺れから始まったり、終わったかな~と思うと大きな余震があったり・・・。前の人と同じって訳じゃないので、2番目以降の回もどんな揺れが来るか分からずドキドキでした。
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『風水害体験コーナー』では、日曜日と休日だけ雨も体験できます。防水服と長靴、ゴーグルを貸して貰えますので、何も持っていかなくても大丈夫ですよ。日曜以外でも風速体験だけできるそうです。風は一方向から吹いているので、結構耐えられますが、実際の台風では、この風速で不規則な方向から吹いてくるそうで、20mを超えると大人でも立って歩くのは難しいらしいです。
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日本大学 生物資源科学部 博物館 [科学館・博物館(常設展示)紹介]

小田急江ノ島線沿線の日大 湘南キャンパスにある生物資源科学部(六会日大前駅)には、一般にも無料で開放されている博物館があるのをご存知でしょか?
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日本大学 生物資源科学部 博物館(リンク)』
先日子供たちを連れて行ってきたので、ご紹介しようと思います。この博物館は、2006年にリニューアルされ、昨年の10月から開館日が変更され、土曜日も10時から16時まで開放されています。おかげで休みの日に訪れやすくなりました。

この博物館は、大型動物骨格標本と蝶類の標本が多いのが特徴で、特に1Fの展示のメインである骨格標本は、ガラスケースに入ってないので、本物の迫力が直で伝わってきます。勿論触っちゃ駄目ですよ^^;
触ってみたいという人には、3Fイベントホールに、実物の骨に触れるコーナーがありますので、こちらでどうぞ。ここには、馬の頚椎の骨やヤギの頭骨などがあり、バラバラの骨を自分で組み立てることができます。

展示されている骨格標本は、アザラシやクジラ、ライオン、ゾウにシロサイ、キリンなど、多種にわたります。他にも家畜の骨格標本や品種の違う6種類の犬の骨格標本なんてのもあって、なかなかユニークです。

また、骨格標本以外にも、剥製標本も展示されています。特に霊長類は充実です。奥には猫の神経節のホルマリン漬けがあるのですが、猫好きな人は避けた方が良いかもしれません^^;

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北極・南極科学館 [科学館・博物館(常設展示)紹介]

立川の国立極地研究所の2010年度一般公開に合わせて開館したのが、今日ご紹介する北極・南極科学館です。
南極・北極科学館.JPG南極・北極科学館内部.JPG
この科学館は、入館無料で、開館日は毎週火曜日~土曜日(10:00~17:00(最終入館16:30))。この手の研究機関付属の施設では平日のみ開館という場合が多いのに、土曜日も開いているのは好感が持てます。

それ程大きな科学館ではありませんが、貴重な資料も多く、見ごたえはありです!

多分、一番の売りは、オーロラシアターでしょう。オーロラを全天ドームに映し出すのですが、実際に昭和基地で観測された映像(写真を繋ぎ合わせて動画にしています)なんだとか。直径4メートル程で、実際に目にすると小さいな~って印象ですが、その映像は美しく感動します。現在の所、オーロラを全天ドームで常設上映している唯一の施設だそうです。
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まあ普通ならオーロラシアターが一押しなのかもしれませんが、私のお勧めは、南極で採取した隕石や岩石標本です。展示されている隕石には月隕石や火星隕石もあり、こんな間近で貴重な隕石を見ることができるのは、なかなか無いと思います。
斜長岩室角礫岩(月隕石).JPGナクライト(火星隕石).JPG
月隕石Yamato-86032(左)と火星隕石Yamato-000593(右)

更に、隕石をスライスした標本を偏光顕微鏡で実際に見ることもできるのも面白い。顕微鏡をのぞくと、下の写真のような素敵な映像が目に飛び込んできます。
これまでも、『南極隕石ラボラトリのWeb Site(リンク)』などで見る事が出来ましたが、実際に自分の目で顕微鏡を覗けるというのは、貴重な体験だと思います。
Y-791428_H3コンドライト#2.JPGY-791428_H3コンドライト.JPG
Y-791428_H3コンドライト

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ALH-769_L6コンドライト(左)とY-791195_ユークライト(右)

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三菱みなとみらい技術館 『航空宇宙ゾーン』リニューアル<感想編> [科学館・博物館(常設展示)紹介]

震災以来、ながらく臨時閉館していた『三菱みなとみらい技術館(リンク)』ですが、4月16日からオープンしています。

2月に前面リニューアルした 『航空宇宙ゾーン』 では、航空コーナーには、実物大のMRJ(Mitsubishi Regional Jet)の機首部分が展示され、コクピットはフライトシミュレーターになっています。1回6分という事もあり、かなり待つかもしれません・・・。
三菱みなとみらい技術館#01.JPG三菱みなとみらい技術館#02.JPG

座席にあるマイRJの方なら、空いているので小さいお子様には、お勧めです。様々なパターンと色を選んで、綺麗に塗装されたオリジナルのMRJを作る事ができます。作成した機体は、ぐりぐると360度+上方向から眺める事ができますよ♪
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新設の360度スクリーン「チャンバーシアター」では、ロケット内部からの視点で、国産新型ロケットH-ⅡBの迫力ある打ち上げが体感できます。1分程度の上映時間なので、お気軽にどうぞ。
打ち上げカウントダウンと共に、視点が発射台に近づき、発射すると、床に噴射するエンジンからの炎が映りロケット内部から機体を透かして見たような映像が映ります。補助ブースター、下段の切り離し、フェアリング分離と、次々に進む様は迫力の一言です。
 

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福岡市少年科学文化会館 [科学館・博物館(常設展示)紹介]

突然ですが、私の出生地は福岡県です。

何の話かと言うと、先日、祖母の所に子どもたちを連れて行った時に、ついでに遊びに行ったのが、この福岡市少年科学文化会館です。
建物の概観は、ちょっと古いけど、展示は充実していて、楽しめました。
福岡市 少年科学文化会館ホームページ(リンク)』

プラネタリウムも、個人の一般200円と、非常にリーズナブル。
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私が見たのは『星のなまえを知っていますか ~語りつがれる日本の星』というプログラム、前半部の季節の星の話は神奈川で見る物と同じだったのですが、昔から日本で語り継がれてきた星の名前や言い伝えなどは、とても新鮮で面白い物でした。

1Fには北斗七星とオリオン座の立体模型?が展示されていて、ちょっと嬉しくなりました。自作の北斗七星と同じなのですが、実際の位置に星(ライト)が配置されていて、地球の方角から見たら柄杓の形だけど、横から見たらぜんぜん違うよね?ってのが一目瞭然です。
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横から見ると、上の様な大熊座ですが、下から見るとこんな感じ。オリオン座(右)もあります。
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以前、私が作った『南十字星の立体マップ』で紹介したのと、同じような物ですが、とっても大きくて、星はライトだったりと立派な物ですよ。

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名古屋市科学館 天文館 [科学館・博物館(常設展示)紹介]

さて、リニューアルした『名古屋市科学館(リンク)』のシンボル的存在といえば、世界最大となるドーム直径35メートルのプラネタリウム「Brother Earth(ブラザーアース)」。※ネーミングライツは、2015年度中までブラザー工業が購入しています。
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夏休み中とはいえ、平日に行っても午前中には全部の観覧席が売り切れ、開館前には長蛇の列ができるというから、恐ろしい^^;

天文館は、球体のドームで、下部が4F、5Fそして半円形の6Fから上がプラネタリウムとして使用されています。
今後の運用は分りませんが、ただでさえ長蛇の列となるプラネタリウムチケットは、入館料とセットでのみの販売。つまり、2つ上映を観るという事はできません(入館料込みで2人分買えば可能)。

今回は、来月3歳となる娘のために、キッズプログラムを選択しました。このプログラム、NHK教育(今はEテレ?)でお馴染みの子供向け音楽が流れ、最初から暗くするのではなく、軽妙な解説付きで徐々に照明を落としていくので、小さなお子様にはオススメです。

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