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惑星儀を作ってみよう <金星>完成編  [工作]

前回ご紹介したアメリカの金星探査機『マゼラン』のデータを元に作った金星の舟形地図(正確には150dpiの圧縮前の物)を使って8cm発泡スチロール製火星儀を作ってみました。
金星儀.jpg
実際の縮尺なら、金星は火星のほぼ倍のサイズですが、今回は同じ8cmで作成。なかなか良く出来ているでしょう?

金星は、地球のすぐ隣の惑星で、自転方向が逆って事を除くと、その半径、質量、密度は、どれも地球そっくりなんですよ。それなのに、何故テラフォーミングや基地という話題だと火星ばかりなのか・・・。

それは、金星の地表が、気温約500℃、大気圧90気圧という過酷な環境だから。実は、金星の大気は二酸化炭素が96%を占め、温室効果の働きが強いんです。

兄弟星とさえ言える、金星と地球。太陽からの距離がちょっと違うだけで、全く違う姿となってるなんて、面白いですよね。

そんな金星を調べるために、2010年度にH-ⅡAロケットで打ち上げ予定の金星探査機『あかつき』。打ち上げから約半年後には、金星周回軌道に入る予定だそうです。今から楽しみですね。

ところで、以前ご紹介した(記事はコチラ)金星探査機「あかつき」(PLANET-C)に載せるメッセージ募集。締め切りの2009年12月25日まで、後一ヶ月程となりました。
まだ応募されていないという方。折角の機会です。応募されてはいかがでしょうか?
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北海道大好き人間

やはり「たまねぎ」ですね。
でも、ほんの僅かな(広い宇宙から見れば)差で生命がもたらされるかどうか決まるのですから、神秘的ですよね。
by 北海道大好き人間 (2009-12-18 18:12) 

optimist

北海道大好き人間 さん、こんばんは。
ホント、ちょっとした差なんでしょうね。それだけに、長い眼で見ると、地球のこの環境もいつまで人類に適しているのか、不安でもありますね。
by optimist (2009-12-19 00:14) 

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