ノコギリエイ [不思議な生き物・奇天烈生物紹介]
今日は、頭部にノコギリを持つ異形のエイ、ノコギリエイについて、ご紹介します。
写真は、品川のエプソン水族館で撮影したノコギリエイの食事シーンです。特徴的なノコギリの歯は皮歯(楯鱗)と呼ばれ、鱗が大きくなったものです。
ところで、写真のように、ノコギリエイの口は下(腹側)についています。という事は、このノコギリの歯で獲物を突き刺しても、口に運ぶ術はありません^^;
実は、このノコギリ(吻)の下側には電気受容器が沢山あって、砂の中にいる甲殻類や小魚を探して食べているんです。あれは、センサーなんです。
勿論、武器としても使われます。頭を振り回し、獲物の小魚を叩き殺すんです。時には魚が真っ二つになるそうです・・・。その後、海底に落ちた獲物をゆっくり食べます。エプソン水族館でも食事シーンを見せて貰えるのですが、実に不器用に、もっそりと食べていました^^;
ただ、舐めてかかると、危険です。突然頭を振れば、ノコギリの破壊力は相当なものですから。
ところで、写真のノコギリの歯を見ると、欠けているのが分かります。実は、ノコギリエイのノコギリ(吻)の歯は、一度折れたり抜けたりしたら、生え替わることは無いそうです。一方で、よく比較されるノコギリザメの歯は何度も生え替わるんだとか。
ノコギリエイはインド洋から太平洋の熱帯・亜熱帯海域に広く分布していますが、海にも川にも生息しています。硬骨魚では、ウナギやサケといった魚は、淡水・海水の両方に適応できる事が知られています。しかし、サメやエイのような軟骨魚で、このような能力を獲得した種は稀です。
特に、砂泥質の沿岸域や河川の流れ込む汽水域を好んで生息するノコギリエイですが、現在、個体数が減り、種によっては絶滅の危機に瀕しているそうです。乱獲の影響もあるかもしれませんが、沿岸域や汽水域は、人間の活動の影響を受けやすいので、環境変化によるものかもしれませんね。
写真は、品川のエプソン水族館で撮影したノコギリエイの食事シーンです。特徴的なノコギリの歯は皮歯(楯鱗)と呼ばれ、鱗が大きくなったものです。
ところで、写真のように、ノコギリエイの口は下(腹側)についています。という事は、このノコギリの歯で獲物を突き刺しても、口に運ぶ術はありません^^;
実は、このノコギリ(吻)の下側には電気受容器が沢山あって、砂の中にいる甲殻類や小魚を探して食べているんです。あれは、センサーなんです。
勿論、武器としても使われます。頭を振り回し、獲物の小魚を叩き殺すんです。時には魚が真っ二つになるそうです・・・。その後、海底に落ちた獲物をゆっくり食べます。エプソン水族館でも食事シーンを見せて貰えるのですが、実に不器用に、もっそりと食べていました^^;
ただ、舐めてかかると、危険です。突然頭を振れば、ノコギリの破壊力は相当なものですから。
ところで、写真のノコギリの歯を見ると、欠けているのが分かります。実は、ノコギリエイのノコギリ(吻)の歯は、一度折れたり抜けたりしたら、生え替わることは無いそうです。一方で、よく比較されるノコギリザメの歯は何度も生え替わるんだとか。
ノコギリエイはインド洋から太平洋の熱帯・亜熱帯海域に広く分布していますが、海にも川にも生息しています。硬骨魚では、ウナギやサケといった魚は、淡水・海水の両方に適応できる事が知られています。しかし、サメやエイのような軟骨魚で、このような能力を獲得した種は稀です。
特に、砂泥質の沿岸域や河川の流れ込む汽水域を好んで生息するノコギリエイですが、現在、個体数が減り、種によっては絶滅の危機に瀕しているそうです。乱獲の影響もあるかもしれませんが、沿岸域や汽水域は、人間の活動の影響を受けやすいので、環境変化によるものかもしれませんね。
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サメの歯は、人間の八重歯の比ではないので、あれに噛まれたらひとたまりもないですよね。
>環境変化によるものかもしれませんね。
それは私もそう思います。
でも、深海域にも、その環境に適した新種がいるかも知れません。
P.S.
今日の夜7:00ちょっと前に国際宇宙ステーションがかなりいい角度で見られます。
昨日の夕方にも見えましたが、今日の方が条件はいいです。
by 北海道大好き人間 (2011-03-10 09:50)
北海道大好き人間 さん、こんばんは。
国際宇宙ステーション、結局タイミングが合わず、見られませんでした。
まあ、何時でも地球の上の周っているので、時間がある時に挑戦してみます。
by optimist (2011-03-14 20:41)