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4月の星空 [天体観測に関する情報]

今、一番お勧めの観察対象は、土星です。
そして、日が沈む頃、西の空にはまだ冬の大三角(ベテルギウス、シリウス、プロキオン)、南には春の大三角(アークトゥルス、スピカ、デネボラ)、そして深夜になると東の空から夏の大三角(ベガ、アルタイル、デネブ)が昇ってくるのを見ることも出来ちゃいます。

ただ、春の大三角は、土星がスピカの近くで輝いているし、もともとデネボラが2等星という事もあり、三角形に見えな~いって人もいるかも・・・。
尚、4月の主なイベントは以下の通りです。

4月4日 天王星と火星が最接近(00゚16.1')です。

4月5日 土星が衝となり絶好の観測対象です。、一昨年真横から見ることになり、消失した輪も今でははっきり見えますから、望遠鏡で見てみては如何でしょう。冬の大曲線(北斗七星の柄~アークトゥルス~スピカ)や、春の大三角を目印にスピカの近くに輝く明るい星を探せば、それが土星です。この頃は0.4等星になっているそうですよ。

4月7日 月とプレアデス星団が接近します。晴れていれば、三日月(月齢は4ですが)とプレアデス星団が双眼鏡の視野で並ぶ姿がご覧になれるはずです。

4月23日 こと座流星群の極大
今年のこと座流星群極大は、4月23日の午前8時頃のよそうです。ただ、月齢20と深夜でも月明かりがあり、条件的にはあまり良いとは言えません。

まだまだ、計画停電の影響や節電に伴う消灯があるので、星を見るには光害が少なく、好条件という面がありそうです。遠方に行かずに市街地でもそれなりに、星が見えるかもしれませんよ。

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タグ:天体観測
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北海道大好き人間

確か正月明けに書いた「おとめ座」の中の土星、徐々に明るくなっていますね。
デネボラがあるしし座は、一等星であるレグルスの方が目立つので、春の大三角にはなりにくいかも知れません。それ以外の夏と冬の大三角は一等星のみで構成されていますが。
そういえば、「冬の大六角形」というのもそろそろおしまいですね。

by 北海道大好き人間 (2011-04-01 13:28) 

optimist

北海道大好き人間 さん、こんばんは。
一等星(と明るい二等星)しか見えない星空でも、大三角や大曲線、六角形やダイヤモンドなど、楽しめますね。
最近は、節電などで光害が減っているので、市街地でふと空を見上げるには、良さそうです。
by optimist (2011-04-06 22:23) 

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