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3年半ぶりの「うるう秒」 [科学系よもやま話]

2012年7月1日には、3年半ぶりとなる「うるう秒」の調整が行われます。
独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)『「うるう秒」挿入のお知らせ(リンク)』
日本では、2012年7月1日の日本標準時 午前8時59分59秒と9時00分00秒の間に、8時59分60秒が挿入されることになるんです。

うるう秒に関する議論については、『「うるう秒」は無くなるか?』で、発表直前の1月にご紹介していますので、良かったらご覧ください。

ところで、NTTの時報サービス(117番)で、2012年7月1日の時報はどうなるのでしょう?
1秒多くなると思われますか?加入電話、INSネットの時報サービスでは、過去のうるう秒調整は全て同じ方法です。うるう秒が挿入される100秒前からピッピッという秒音を100分の1秒ずつ長くして、合計で時刻を1秒遅らせるという物です。今回は7月1日の午前9時丁度に日本標準時に合うようなるわけです。
但し、ひかり電話の時報サービス「117」では、独立行政法人情報通信研究機構の調整方法にあわせ、前回2009年年1月1日のうるう秒ではピッピッピッ ポーン ポーンと、ポーン音が2回鳴らされています。

我が家の場合は、こちらのタイプ。日曜日の朝、皆さんもうるう秒で遊んでみては如何でしょう?

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北海道大好き人間

以前の閏秒の時の動画(確か国立天文台)を見たことがありますが、たった1秒のために大勢の人が電光掲示の時計を見に集まる姿が印象的でした。

この間の金環日食との関連で、現在、月は年に3センチずつくらい地球から遠ざかっていて、何億年も先の非常に遠い未来、皆既日食が見られなくなります。
その最後の皆既日食が0秒あるいは1秒になると、その1秒のために世界中から観測者が集まるのでしょうか?
逆に金環日食は、何十分も続くことになりそうです。

by 北海道大好き人間 (2012-05-29 08:04) 

optimist

北海道大好き人間 さん、こんばんは。
金環日食と皆既日食が両方見られる奇跡的な時間を過ごして居ることに感謝ですね♪
by optimist (2012-05-29 21:29) 

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