三菱みなとみらい技術館 トライアルスクエアのリニューアル

２０１４年２月２３日（日）に、三菱みなとみらい技術館の体験展示コーナー「トライアルスクエア」がリニューアルしました。日本初となる設計体験と３Ｄプリンタのコラボレーションした 「スペース・プロジェクト」が新たに加わったそうです。
『日本初 設計体験と3Dプリンタのコラボレーション 「スペース・プロジェクト」が登場（リンク）』


リニューアル前のトライアルスクエアの様子は、このブログでもご紹介しています（『三菱みなとみらい技術館～トライアルスクエア～』）。

今回のリニューアルで何が変わったかと言うと、人気だったヘリコプターの本格的な操縦体験ができるシミュレーター「スカイウォークアドベンチャー」はそのままに、ジェット機・ヘリコプター・フェリー・深海潜水艇の設計体験が出来た「3D_CADワークス スタジオ プロ」と、蒸気機関車か自動車の製作体験が出来た「フューチャーファクトリー」が、「スペース・プロジェクト」としてパワーアップしたようです。
　

「スペース・プロジェクト」は、今までの飛行機や自動車などと違い、現実には未だない月面資源採掘船「ドデカトロン」を製作するというプログラムで、これまでと最も異なるのが、設計した月面資源採掘を３Ｄプリンターで出力できるという点です。
でもその分、唯一の有料プログラムになっていますけど＾＾；
とはいえ、設備費や材料費を考えると格安です。チャチな３Ｄプリンタと違い、バリバリ業務用マシンですから。

使用されるプリンタは、キーエンス製３Ｄプリンタ「アジリスタ」。クラス最高の積層ピッチ15μmが可能な高精細造詣が可能だとか。凄いですね。
本来、想定される用途だと、こんな造形物を作るそうです。


因みに、１２個のアイテムからなる月面資源採掘船「ドデカトロン」の各パーツを１２人で分担して設計する【ミッション・ラボ】（500円）は、あらかじめ製作された小さな量産モデルの「ドデカトロン」が、その場で参加した証に頂けるそうです。

で、醍醐味だと思えるのは、【カスタム・ラボ】（2,500円）の方。こちらは１２個全てのパーツを１人で自由に設計できるんです。その上、設計したオリジナルデザインの「ドデカトロン」は、３Ｄプリンタで実際に製作して貰え、頂けちゃう♪

まあ正確には、３Ｄプリンタは、チマチマ一層ずつレイヤーを重ねていくので完成には時間がかかるため、後日ご自宅へ郵送されるので、その場で貰える訳ではありません。完成まで１～２週間必要との事でした。

面白そうでしょう？
是非、春休みにお子様とオリジナル月面資源採掘船を作ってみて下さい♪

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タグ：三菱みなとみらい技術館

コメント 2

シミュレーションもここまでくるとすごいですね。
３Ｄプリンターでできた完成品も見たいです。

by 北海道大好き人間 (2014-03-01 12:44) 

北海道大好き人間 さん、こんばんは。
写真を貼るのをすっかり忘れていました。
完成品の写真も載せておきましたので、ご覧ください。
サイズは2cm程しかありませんが、精巧に作られています。

実は、既に体験済なので、完成品が送られて来たら、記事にしようと思います。
by optimist (2014-03-01 20:12)