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カブト虫の蛹~2~ [カブト虫飼育]

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先日、カブト虫の蛹について紹介したのですが、あまりにあっさりだったので、少し追加しますね。

カブト虫の幼虫や蛹は、自分で採取できますし、成虫から卵を取る事も簡単に出来ます。GWに富士サファリパークでは、カブト虫とクワガタの幼虫を探そうというイベントもありました。

成虫から卵を取る場合は、つがいで育てていると、そのうち小さな幼虫をカブト虫マットの中に見つける事が出来るはずです。ここから、よく育った物を選んで更に飼育を続けます。全部育てるには場所とお金がかかるので、数匹位が良いんじゃないかな~。

大き目の飼育ケースで大人のつがいを育てると、冬を越さずに寿命を迎えます。その後、同じケースに8分まで腐葉土や幼虫用のマットを入れて、定期的に糞を捨て、減ったマット(腐葉土)を追加していきます。

すると、春先には濃い茶色になった幼虫を見つける事が出来るはずです。そのまま、ほおっておけば蛹になり、やがて羽化します。あまり神経質に管理しなくても育つと思います。

我が家の場合は、蛹になったと思われてから十分時間が経ったところで、慎重に掘り出して、人工蛹室に移しました。勿論、こんなことをしない方が羽化の可能性は高いのですが、観察する事を考えると多少のリスクはしょうがないかな。

あまり生命の重さとか説かれても困りますので、悪しからず。で、人工蛹室の作り方は別の機会にするとして、取り出した蛹ですが、角も結構伸び、頭はかなり濃い色をしています。羽化まで、そう時間はかからなそうです。

ところで、皆さん蛹って動かないと思っていませんか?実は、結構動きます。観察のために明るい所に移動すると、オシリをフリフリするんです。そのまま、ローリングして反対側を向いたりするんですよ。蛹室の中では、写真の様に、角を上にした状態でぐるぐる回っているようです。角が下になるような動きをしないのは、角が変形してしまうからでしょうね。誰に教わる訳でもないのに、不思議ですね。
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アヨアン・イゴカー

蝶々の蛹も、ぴくぴく動きますよ。
by アヨアン・イゴカー (2009-06-05 23:54) 

optimist

良く知らないと、蛹って全く動かないのかと思いますけど、実際は生きてるぞ~♪って感じで結構動くものですよね。
その後、無事羽化しました。また写真をアップしますね。
by optimist (2009-06-06 01:34) 

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