スコープテック ラプトル５０

前回お話ししましたが、㈱スターライト・コーポレーションの販売している望遠鏡『スコープテック ラプトル５０』を購入しました。

そして無事配送されてきたラプトル５０を早速組み立ててみました。実は、『星の手帖社』の『組立天体望遠鏡（税込み１５８０円）』（記事はコチラhttp://perseus.blog.so-net.ne.jp/2008-12-14）に息子の反応が上々だったのです。でも我が家はロケーションの問題で、夜でも周囲が明るいのでなかなか星を狙いにくい・・・。天頂方向の星は比較的良く見えるのですが、組立天体望遠鏡は天頂プリズムなんてついてませんから天頂を狙うと接眼レンズを覗いてそっくり返る必要があります。これが結構辛い・・・。

で、今回のラプトル５０です。お値段８０００円弱というのに三脚，アイピース３種類，更に天頂ミラーが付いてます。これなら、色々試せます。でも梅雨なので、ファーストライトは未だなんです＾＾；何時になったら夜晴れてくれるのか・・・。

実は、２２日の（私の住んでいる場所では）部分日食を観察しようと思ったのも購入の理由ではあるのですが、お店の方にお話を伺うと、問題がありました。太陽板と呼ばれるような投影板に投影する形で太陽観察は可能なんです。私もこれを試そうと思っていました。しかし、小さな子どもがいる場合、どうしても板と接眼レンズの間に頭を入れてしまう事故が起こるそうです。確かに・・・。

お店の方には、太陽眼鏡かピンホールでの観察を勧められました。当日は私もそうしようと思っています。が、もし手をかける時間があれば、接眼レンズから円錐状に覆ってしまい、底面に太陽像を投影する形でトライしてみようかとも思っています。これなら間違って覗いてしまう事もないですからね。

何れにしても、当日晴れてくれない事には、ど～にもなりません。当日は晴れますように♪

※ラプトル５０を使った天体写真（基本的に月）は、サイドバーの天体写真でご覧になれます。良かったらご覧下さい。

タグ：皆既日食 部分日食 天体望遠鏡 ラプトル５０

コメント 4

日食に限らず「天体ショー」を観測するのに最も気がかりなのは、当日のお天気です。日食で中心食帯のど真ん中にいても、曇ってしまえばそれまでです。今回の皆既日食も、梅雨明けするかどうか微妙な時期ですしね。

これで思い出すのが、2000年7月16日～17日の皆既月食です。
http://eclipse.gsfc.nasa.gov/LEplot1/LEplot1951/LE2000Jul16T.GIF
この時は、月が地球の影のほぼ中央を横切るだけでなく、日本や豪州では半影に入り始めてから抜け終わるまでの全過程（6時間以上）が見られるという絶好の条件でした。
ですが、やはりこの時期は梅雨で、前日は雨だったので当日の天気が非常に気がかりでしたが、当日はものの見事に晴れ渡り、1時間40分近くもの間、赤銅色の満月を見ることができたので、今でも覚えています。
因みに、2010年元日の未明にも全国で部分月食が観測できます。
http://eclipse.gsfc.nasa.gov/LEplot/LEplot2001/LE2009Dec31P.pdf
by 北海道大好き人間 (2009-07-04 10:36) 

北海道大好き人間 さん、こんばんは。
2010年にも元日の部分月食があるんですよね～。
天気は太平洋側ならコッチの方が確立が高そう。
折角機材が整ってきたので、晴天をのぞんでいますが、こればかりは祈るしかありませんね＾＾；
by optimist (2009-07-05 22:00) 

2010年元日未明の部分月食は、夜明け前の結構寒い中での観測になりますから、寒さ対策も必要ですね。あまり月は欠けませんが、「お年玉」ということで見ておくのもいいかと思います。

なお、月食で月が欠ける時刻は世界標準時ですので、それに9時間足した時刻に日本や韓国、豪州等で見られるか分かります。要は、その時刻に月が昇ったばかりか、天頂高くか、それとも沈もうとしているかだけの差です。
by 北海道大好き人間 (2009-07-06 14:35) 

はじめまして

日食は済んでしまいましたが・・・

小さい子供さんが頭を突っ込む危険性もありますがこの望遠鏡の場合はもう一つ問題があります。

接眼レンズをつける筒がプラスチック製ですね。また接眼レンズの本体もプラスチック製ではありませんか。太陽全体が投影版に映っている間は大丈夫だと思います。しかし、プラスチックの部分に太陽の光が集まって時間が経つとそこが溶けたり燃え出したりする可能性があります。そのことも考えて慎重にためしてください。


by 山本 (2009-08-13 09:58)