隕石隊、セールロンダーネ山地の調査へ ヘリで輸送 [科学系よもやま話]
意外と知られていませんが、日本は世界で二番目に多くの隕石を保有する国なんです。それどころか、ほんの数年前まで、世界一の保有国だったんです(アメリカに抜かれちゃいましたけど・・・)。国土が狭いのに、それだけの隕石を保有している理由が、この記事にもある南極での隕石調査によるもの。
南極のやまと山脈などからは、1976年から3年間行なわれた日米合同探査の際に採集され、日米で折半して保管しているものも併せると、現在まで1万6千個以上もの隕石が発見・回収されています。一方で、国内に落ちた隕石として認定されているのは50個程でしかありませんから、圧倒的数が南極から採取されてるんですね。
南極で発見された隕石は、南極隕石と呼ばれ、日本の南極地域観測隊がやまと山脈で発見した隕石は、やまと隕石(Yamato meteorites)と呼ばれています。
これらの隕石は、南極隕石ラボラトリーで保管されていて、一部はWebで公開されています。興味のあるかたは、一度ご覧になってみてください。
南極隕石ラボラトリ
隕石についている名前の5桁の数字の上二桁は西暦の発見年の下二桁、下三桁はその年に発見された隕石の通し番号を表しているそうです。
以前ご紹介した(火星の隕石の生命痕についての新たな知見)で、火星の生命の痕跡を示したとされているALH84001のように、新たな発見に繋がる隕石が回収されると良いですね。
南極のやまと山脈などからは、1976年から3年間行なわれた日米合同探査の際に採集され、日米で折半して保管しているものも併せると、現在まで1万6千個以上もの隕石が発見・回収されています。一方で、国内に落ちた隕石として認定されているのは50個程でしかありませんから、圧倒的数が南極から採取されてるんですね。
南極で発見された隕石は、南極隕石と呼ばれ、日本の南極地域観測隊がやまと山脈で発見した隕石は、やまと隕石(Yamato meteorites)と呼ばれています。
これらの隕石は、南極隕石ラボラトリーで保管されていて、一部はWebで公開されています。興味のあるかたは、一度ご覧になってみてください。
南極隕石ラボラトリ
隕石についている名前の5桁の数字の上二桁は西暦の発見年の下二桁、下三桁はその年に発見された隕石の通し番号を表しているそうです。
以前ご紹介した(火星の隕石の生命痕についての新たな知見)で、火星の生命の痕跡を示したとされているALH84001のように、新たな発見に繋がる隕石が回収されると良いですね。
タグ:隕石
こんばんは。^^
>日本は世界で二番目に多くの隕石を保有する国
すごくビックリしましたが、南極探査のためですか……。^^;
そうですよね~。
南極隕石って想像以上に形とか違いました。もっと似たようなものばかりかと思ってました。
by kaika-t (2009-12-26 01:04)
kaika-t さん、こんばんは。
南極隕石をご覧になられたんですね♪
色々な種類の隕石がスライスと一緒に公開されてるので、好きな人にはお勧めのサイトです。
今、もう少し詳しくご紹介しようと記事を執筆中です^^;
by optimist (2009-12-26 21:40)
リンク先を見てきましたが、いろいろな種類があるのですね。
これを分析すれば、今はまだ知られていない生命の起源とかも解明されそうな気がします。
by 北海道大好き人間 (2009-12-26 22:08)
北海道大好き人間 さん、こんばんは。
なにせ16000個以上ですもんね。分類するだけでも大変な作業ですよね~。
by optimist (2009-12-26 23:58)