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New Hubble Maps of Pluto Show Surface Changes [科学系よもやま話]

2月4日に、米航空宇宙局(NASA)が新たに冥王星の画像を公開しました。プレスリリースはコチラ
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Credit: NASA, ESA, and M. Buie/Southwest Research Institute

これは、ハッブル宇宙望遠鏡が02~03年に撮影した冥王星の画像をコンピューター処理して得られたものだそうです。まだら模様が見える事から、なんらかの気候変動を示している可能性があるそうです。

冥王星は、2006年に惑星から外されてしまいました。大きさとしては月よりも小さな天体で、公転周期も248年と非常に長いので、表面の気候変動は小さいとする予測がされていました。しかし、今回の報告では、大気中にメタンが豊富で、水素が太陽風ではぎ取られ、炭素が豊富な領域が赤くなったとされています。

因みに2015年には、NASAの太陽系外縁天体探査機『ニューホライズンズ(New Horizons)』による冥王星探査が始まります。2015年5月以降(7月14日に1万kmの距離まで再接近の予定)は、ハッブル宇宙望遠鏡より鮮明な画像が得られると期待されています。今から楽しみですね。

※asahi.comのニュースでも紹介されていたので、追加しました(2009.1.17)。


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タグ:冥王星 NASA
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北海道大好き人間

「水金地火木土天海冥」と覚えた頃が懐かしいです。
冥王星の公転軌道と惑星の航行軌道が軌道が一致すれば、探査衛星を打ち上げて詳しく調べられると思うのですが、地球から操作の電波を送っても衛星が受信するまで1日、衛星がデータを送っても地球で受信するまで1日かかりますから、それだけでも大変です。
by 北海道大好き人間 (2010-02-08 19:53) 

optimist

北海道大好き人間 さん、こんばんは。
土天海冥が土天冥海になったとか、懐かしいですね。今の子はどう覚えるのかな?土天海で終ると尻切れに感じるのは、冥を知っているからで、最初から知らなきゃ変に感じないのかな?
by optimist (2010-02-09 22:12) 

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