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『はやぶさ』が地球から100万kmを切る地点を通過することが確実に [科学系よもやま話]

『はやぶさ(MUSES-C)』は、小惑星探査を目的に開発された探査機で、現在小惑星「ITOKAWA」(イトカワ)から地球に帰還の途についています。
はやぶさ.jpg
『はやぶさ(MUSES-C)』
提供:宇宙航空研究開発機構(JAXA)

途中、イオンエンジンのトラブルなどのトラブルに見舞われるも、なんとか地球を目指して飛んでいます。このブログでもご紹介した事があるので、覚えていらっしゃる方も多いと思います。

その『はやぶさ』は、このままの軌道だと地球から100万kmを切る地点を通過することが確実になりました。つまり月の2.5倍程の距離を通過します。現在は、毎週約15万kmずつ最接近距離が短縮されていて、約1ヶ月後には月までの距離を切る軌道に乗るそうです。地球まで0.3天文単位。地球帰還は6月の予定です。

このまま無事の帰還を願うばかりです。

そんな『はやぶさ』の最新情報は、『今週のはやぶさ君』で、見る事ができます。興味のある方はご覧になってみて下さい。
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コメント 4

yablinsky

4機のエンジンのうち3機が、壊れて良く戻ってきたなあ。機械ですが、応援したくなります。
by yablinsky (2010-02-07 01:39) 

北海道大好き人間

6月に無事に帰還して、新しいデータも発見されることを願うばかりです。
by 北海道大好き人間 (2010-02-07 15:40) 

optimist

yablinskyさん、こんばんは。
ボロボロになっても戻ってくるところが、皆に頑張れ~って気持ちにさせますよね。今後またニュースに取り上げられる機会も増えそうです。
by optimist (2010-02-07 22:16) 

optimist

北海道大好き人間 さん、こんばんは。
少なくともここまで戻っただけでも、十分運用面では成功と言えるのでしょうが、折角ここまできたのですから、再突入カプセルが、地球の大気圏に突入し戻ってこれると良いですね。
by optimist (2010-02-07 22:19) 

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