今後の打ち上げ予定（ＪＡＸＡ） [科学系よもやま話]
『小惑星探査機「はやぶさ」』は、まさに史上最も有名な日本の探査機となった訳ですが、俄かに後継機の「はやぶさ２」の概算要求１７億円が、３０００万円にまで削減された件に注目が集まっているようですね。いまさらな気はしますが、この成功によって、予算が付くと良いですね。
さて、ＪＡＸＡでは今後も宇宙開発・技術研究のために、多くの機体が打ち上げを予定されています。
意外と知られていないので、折角だからご紹介しますね。
詳細は、ＪＡＸＡのＷｅｂＳｉｔｅ上の『打ち上げ予定（リンク）』をご覧下さい。
２０１０年度は、Ｈ―ＩＩＡロケットによる『準天頂衛星初号機「みちびき」』と、Ｈ―ＩＩＢロケットによる『宇宙ステーション補給機（ＨＴＶ）２号機』
２０１１年度は、Ｈ―ＩＩＡロケットによる『第1期水循環変動観測衛星「ＧＣＯＭ―Ｗ1」』とＨ―ＩＩＢロケットによる『宇宙ステーション補給機（ＨＴＶ）３号機』
が予定されています。
宇宙ステーション補給機（ＨＴＶ）と言えば、今年に入り、ＮＡＳＡのスペースシャトル後継宇宙船オリオンが開発中止となったため、シャトル退役後は、国際宇宙ステーション（ＩＳＳ：International Space Station）へ物資輸送は、ロシアのプログレス補給船と、その後継機である欧州補給機 (ＡＴＶ) 、そしてＨＴＶが当面担うことになります。しかしプログレスとＡＴＶは、共通結合機構 (ＣＢＭ、１．２ｍ角の正方形) より小さなドッキング装置（直８０ｃｍ）を用いるため、大型の装置や、定期的に交換するバッテリーなどの軌道上交換ユニットの輸送は、ＨＴＶのみに頼ることになるです。
ＨＴＶの２０１２年度以降のスケジュールは明らかになっていませんが、年１回以上のペースで打ち上げられるのは確実でしょう。
２０１２年度以降の予定は以下の通り。どれも無事予算が継続して着くと良いのですが・・・。そして「はやぶさ２」の予算がどうなるのか、にも注目です。
・全球降水観測計画／ニ周波降水レーダ（ＧＰＭ／ＤＰＲ）
・雲エアロゾル放射ミッション／雲プロファイリングレーダ（ＥａｒｔｈＣＡＲＥ／ＣＰＲ）
・第１期気候変動観測衛星「ＧＣＯＭ―Ｃ1」
・陸域観測技術衛星2号「ＡＬＯＳ―2」
・水星探査計画「ＢｅｐｉＣｏｌｏｍｂｏ」
・X線天文衛星「ＡＳＴＲＯ―Ｈ」
・小型科学衛星シリーズ／イプシロンロケット
・電波天文衛星「ＡＳＴＲＯ―Ｇ」
浴室用プラネタリウム ホームスターＳｐａ (7,140円)
さて、ＪＡＸＡでは今後も宇宙開発・技術研究のために、多くの機体が打ち上げを予定されています。
意外と知られていないので、折角だからご紹介しますね。
詳細は、ＪＡＸＡのＷｅｂＳｉｔｅ上の『打ち上げ予定（リンク）』をご覧下さい。
２０１０年度は、Ｈ―ＩＩＡロケットによる『準天頂衛星初号機「みちびき」』と、Ｈ―ＩＩＢロケットによる『宇宙ステーション補給機（ＨＴＶ）２号機』
２０１１年度は、Ｈ―ＩＩＡロケットによる『第1期水循環変動観測衛星「ＧＣＯＭ―Ｗ1」』とＨ―ＩＩＢロケットによる『宇宙ステーション補給機（ＨＴＶ）３号機』
が予定されています。
宇宙ステーション補給機（ＨＴＶ）と言えば、今年に入り、ＮＡＳＡのスペースシャトル後継宇宙船オリオンが開発中止となったため、シャトル退役後は、国際宇宙ステーション（ＩＳＳ：International Space Station）へ物資輸送は、ロシアのプログレス補給船と、その後継機である欧州補給機 (ＡＴＶ) 、そしてＨＴＶが当面担うことになります。しかしプログレスとＡＴＶは、共通結合機構 (ＣＢＭ、１．２ｍ角の正方形) より小さなドッキング装置（直８０ｃｍ）を用いるため、大型の装置や、定期的に交換するバッテリーなどの軌道上交換ユニットの輸送は、ＨＴＶのみに頼ることになるです。
ＨＴＶの２０１２年度以降のスケジュールは明らかになっていませんが、年１回以上のペースで打ち上げられるのは確実でしょう。
２０１２年度以降の予定は以下の通り。どれも無事予算が継続して着くと良いのですが・・・。そして「はやぶさ２」の予算がどうなるのか、にも注目です。
・全球降水観測計画／ニ周波降水レーダ（ＧＰＭ／ＤＰＲ）
・雲エアロゾル放射ミッション／雲プロファイリングレーダ（ＥａｒｔｈＣＡＲＥ／ＣＰＲ）
・第１期気候変動観測衛星「ＧＣＯＭ―Ｃ1」
・陸域観測技術衛星2号「ＡＬＯＳ―2」
・水星探査計画「ＢｅｐｉＣｏｌｏｍｂｏ」
・X線天文衛星「ＡＳＴＲＯ―Ｈ」
・小型科学衛星シリーズ／イプシロンロケット
・電波天文衛星「ＡＳＴＲＯ―Ｇ」
浴室用プラネタリウム ホームスターＳｐａ (7,140円)
タグ：ＪＡＸＡ 宇宙航空研究開発機構
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＞この成功によって、予算が付くと良いですね。
同感です。他の省庁の無駄な予算を徹底的に洗い直して、満額予算がもらえればと思います。
by 北海道大好き人間 (2010-06-16 14:16)
はやぶさは成功したので予算がつきそうですね。
しかし、予算がけづられた物の中に、とても創造的なものが含まれれているのでないかと危惧しています。
by yablinsky (2010-06-16 21:01)
北海道大好き人間 さん、こんばんは。
独立法人毎に状況が異なりますが、少なくともＪＡＸＡの場合、必要不要で言えば極論全て不要になっちゃう物なんだと思います。
結局宇宙開発を費用対効果だけで論じてしまうと不要、廃止となってしまう。それが問題で、未来への投資という点で削るべきかどうかなど門外漢に分かるべくもないです。
全ては未来への投資なんです。例えば研究開発を削ってしまった製薬会社や電機メーカー、自動車メーカーがあったとします。今現在は、投資を減らした事でバランスシートは改善するでしょう。しかし、未来の飯の種がなければ、その会社は潰れてしまいます。
ただ、研究者の給与はともかく役員クラスの人件費は削れる部分はしっかり削るべきだとおもいますけどね＾＾；
by optimist (2010-06-16 21:22)
yablinsky さん、こんばんは。
その心配はありますよね。
私も、今回のはやぶさの快挙と、それによる政治家の言動を見るにつけ、結局大多数の人、特に良く分からない人程結果が全てだという事を痛感しました。
研究者は、失敗は必要であり、失敗から学ぶ事の方が重要な場合もあると知っています。勿論成功を求める訳ですが、その中でお金をかけた失敗も必要だと。
しかし、結局研究そのものが金銭的に継続できないと困るので、つい目先の結果を求めてしまう・・・。なんだか切ないです。
by optimist (2010-06-16 21:26)
HTVは年一回の予定です
次は今年度の冬となっていますが日程が正確には決まっていません
by はいてんしょん (2010-06-19 02:49)
はいてんしょん さん、こんばんは。
HTVの方は、仕分けで打ち上げが無くなる・・・な～んてことはなさそうですから、ちょっと安心ですね。
by optimist (2010-06-19 21:31)