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高校生のための超電導公開講座 [一般公開・講演・特別展等紹介]

今日ご紹介するのは、2011年3月5日に、お台場の日本科学未来館7階MIRAICANホールで開催予定のイベント、『高校生のための超電導公開講座(リンク)』です。

水銀の超電導現象をオランダのヘイケ・カメルリング・オンネス博士が発見してから、今年で100年になるそうです。80年代後半以降、銅酸化物などの様々な超電導物質が発見され、より高温で超伝導を発現する物質が報告されています。
これらの物質は、我々が気が付かない内に、身近な機器にも使われています。超電導リニアモーターカーを始め、日本でも超電導は盛んに研究されている分野の一と言えます。

これら超伝導研究について、高校生を対象に、最先端の研究者による講演を行うというのが、この企画だそうです。

対象は高校生と書きましたが、公式サイト上では、保護者や先生、大学生、一般の方の参加も歓迎とありますので、興味のある方は、申し込んでみては如何でしょう?
定員は、300名で、申し込み先着順だそうです。詳しくは、公式Siteでご確認下さい。

予定されている講師は、以下の通り。
・科学技術振興機構 北澤 宏一 理事長
・東京理科大学 理学部 応用物理学科 福山 秀敏 教授
・東京工業大学 応用セラミックス研究所 細野 秀雄 教授
・青山学院大学 理工学部  秋光 純 教授

参加無料で公演を聞ける上に、科学未来館(展示室)に入場もできるので、お得ですよ♪
※科学未来館の展示室は、講座当日に限り18歳以下無料。18歳以上の講座参加者にも講座終了後(15:30予定)に、無料入場券が配られるそうです。

申し込みは先着順ですので、もし既に募集が締め切られていてもご容赦下さい。
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コメント 2

北海道大好き人間

確かにリニアモーターカーは、超電導の代名詞的存在ですね。
私の地元に実験線がある上にそれが営業路線に転換されるでしょうから、興味があります。
これ以外にも、大阪の地下鉄でもこの原理が応用されているはずです。
要するに、磁石をつけた車両以外に専用のレールがないと全く動きません。

by 北海道大好き人間 (2011-02-24 14:35) 

optimist

北海道大好き人間 さん、こんばんは。
まあ、電車も架線なり電気を流す設備がなきゃ全く動かないという点では変わらないという見方もできますが、専用レールが高額ではありますね。
by optimist (2011-03-01 22:17) 

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