三菱みなとみらい技術館 『航空宇宙ゾーン』リニューアル＜感想編＞

震災以来、ながらく臨時閉館していた『三菱みなとみらい技術館（リンク）』ですが、４月１６日からオープンしています。

２月に前面リニューアルした 『航空宇宙ゾーン』 では、航空コーナーには、実物大のＭＲＪ（Ｍｉｔｓｕｂｉｓｈｉ Ｒｅｇｉｏｎａｌ Ｊｅｔ）の機首部分が展示され、コクピットはフライトシミュレーターになっています。１回６分という事もあり、かなり待つかもしれません・・・。


座席にあるマイＲＪの方なら、空いているので小さいお子様には、お勧めです。様々なパターンと色を選んで、綺麗に塗装されたオリジナルのＭＲＪを作る事ができます。作成した機体は、ぐりぐると３６０度＋上方向から眺める事ができますよ♪


新設の３６０度スクリーン「チャンバーシアター」では、ロケット内部からの視点で、国産新型ロケットＨ-ⅡＢの迫力ある打ち上げが体感できます。１分程度の上映時間なので、お気軽にどうぞ。
打ち上げカウントダウンと共に、視点が発射台に近づき、発射すると、床に噴射するエンジンからの炎が映りロケット内部から機体を透かして見たような映像が映ります。補助ブースター、下段の切り離し、フェアリング分離と、次々に進む様は迫力の一言です。
　
ところで、原発事故の直後という事もあり、現在、原子力関連の展示のうち、ゲーム感覚で楽しめる『核分裂グラグラボール』は展示見合わせ中。

息子のお気に入りの展示（ゲーム）なのですが、三菱の広報も兼ねた施設ですから、敏感になっているのでしょう。ちょっと残念です。原子炉などのゲーム以外の展示はそのままでした。

この展示は、丸い大の中に中性子にみたてた５個のボールとウラン２３５にみたてたピンが立っていて、台を傾けて、時間内にボールをピンに当てるというゲームです。ボール＝中性子がピン＝ウラン２３５にあたると核分裂がおきて、炉の温度が上昇しますが、既に核分裂したウランにあたっても核分裂はしません。時間内に全てのピンにボールがあたると、炉の温度が３００℃になってクリアとなるのですが、中性子とウランの関係が分かって、面白いんです。↓こんな感じ


ただ、今のご時勢、放射線だの原子力発電という名前を聞いただけで、過敏に反応させる人が居るのも確かです。これも、展示見合わせも仕方ないのかもしれません・・・。

さて、三菱みなとみらい技術館では、Ｇ．Ｗ．中、以下のイベントが予定されています。皆さんも遊びに行かれては、いかがでしょう？

●工作教室『電池を作ろう』
２０１１年５月５日１１時、１３時、１５時からの３回（各１時間）
小学生対象（各回定員２４名）※４年生以上推奨。付き添いの方は教室内にはお入りいただけませんので、外でお待ちください。

●wakamaruお散歩タイム
２０１１年５月７日１４時～（約３０分）
定員１５名（どなたでも）

※どちらも当日10時より1階受付で、先着順に整理券を配付

また、お隣のランドマークタワーでは、５月８日まで、『体験！ロボットワールド（リンク）』が開催中ですよ♪

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タグ：ランドマークタワー 三菱みなとみらい技術館

コメント 1

飛行機によっては離着陸の様子を映し出したり、それ以外にも動画が投稿されていますが、あれを見ると自分が操縦しているみたいな気分になります。

by 北海道大好き人間 (2011-05-22 19:16)