名古屋市科学館 理工館 [科学館・博物館(常設展示)紹介]
さて今日は、『名古屋市科学館(リンク)』の理工館についてご紹介します。
理工館は6F+屋上の星の広場と天文台からなる施設で、各階は生命館と繋がっています。
1Fはエントランスで、発の国産ロケットH-IIのメインエンジンLE-7が展示されています。プラネタリウムのチケット購入の列に並びながら、ご覧いただけますw
2Fの展示は『不思議のひろば』。実際に体験できる展示が多く、科学の不思議さや楽しさとの出会いの場を演出しているのだそうです。
中央には3Fと吹き抜けになっている『水のひろば』があり、毎日何回か水の循環を表す光と音の演出が行われます。
3Fの展示は『技術のひろがり』。4Fとの吹き抜けでは、竜巻ラボがあり、竜巻ができる仕組みを説明し、風のうずと上昇気流を使った15分程の実験も何回か行われています。※吹き抜けの4F側からも見ることができ、こちらの方が空いていました。
基礎技術の展示が多く、てこやネジ、歯車や滑車を使った体験型展示や、プレスや溶接といった技術の紹介もされています。
大きなスケルトンの機械式時計は、好きな人にはたまらないかもしれません。
4Fの展示は『科学原理とのふれあい』。
ここは、より基礎的な科学原理を実感できる、実験のアトリエがメインです。
ボールの色選びでは、赤・緑・青のボールが、ナトリウムランプのもとでは同じ色に見えてしまう現象(トンネル内で見る車の色)を体験でき、他にも偏光や屈折、音の振動や水の波を見る展示などがあります。
奥には、放電ラボがあり、2基の大きなテスラコイルから、150万ボルトの高電圧を発生させる実験が行われます。
当初は未就学児童お断りだったのですが、今現在は就学・未就学によらず、真っ暗になった部屋で20分間、大音響を伴う放電実験に騒がず見ていられる方ならOKとなっているようです。
まあ、そういわれてOKと言える未就学児童もそうは居ないと思いますが・・・。
勿論、5歳の息子は即座に『見ない!』と宣言していました^^;
放電実験は5Fの覗き窓からも見ることが出来ます、解説が聞こえない代わりに、大音響もしないので、放電だけを楽しみたい方にはオススメです。
5Fは『物質・エネルギーのせかい』。ここでは、暮らしを支える材料、エネルギーや、物質を構成する原子・分子について様々な視点で紹介しています。
先日ご紹介した一辺10cmの立方体14種類(※但し水だけはアクリル容器に入っているので0.9kg)の材料の重さ比べ(『重い物質を体験しよう』)もここです。他にも材料の違う板バネの強さ比べや、弾みかた比べもあります。
奥には、大きな周期表があり、それぞれの窓の中に、その物質が入れられています。国立科学博物館の地球館地下3Fにも周期表が展示されていますが、こちらの周期表は、タッチパネルで周期表や元素名から各元素の詳細を調べることができます。
6Fは『最先端科学とのであい』。宇宙開発・地下環境・地球温暖化などに関する最新の科学が紹介されています。
出来たばかりの新しい展示ばかりで、充実の内容でした。
さて、次回は、生命館についてご紹介します。
理工館は6F+屋上の星の広場と天文台からなる施設で、各階は生命館と繋がっています。
1Fはエントランスで、発の国産ロケットH-IIのメインエンジンLE-7が展示されています。プラネタリウムのチケット購入の列に並びながら、ご覧いただけますw
2Fの展示は『不思議のひろば』。実際に体験できる展示が多く、科学の不思議さや楽しさとの出会いの場を演出しているのだそうです。
中央には3Fと吹き抜けになっている『水のひろば』があり、毎日何回か水の循環を表す光と音の演出が行われます。
3Fの展示は『技術のひろがり』。4Fとの吹き抜けでは、竜巻ラボがあり、竜巻ができる仕組みを説明し、風のうずと上昇気流を使った15分程の実験も何回か行われています。※吹き抜けの4F側からも見ることができ、こちらの方が空いていました。
基礎技術の展示が多く、てこやネジ、歯車や滑車を使った体験型展示や、プレスや溶接といった技術の紹介もされています。
大きなスケルトンの機械式時計は、好きな人にはたまらないかもしれません。
4Fの展示は『科学原理とのふれあい』。
ここは、より基礎的な科学原理を実感できる、実験のアトリエがメインです。
ボールの色選びでは、赤・緑・青のボールが、ナトリウムランプのもとでは同じ色に見えてしまう現象(トンネル内で見る車の色)を体験でき、他にも偏光や屈折、音の振動や水の波を見る展示などがあります。
奥には、放電ラボがあり、2基の大きなテスラコイルから、150万ボルトの高電圧を発生させる実験が行われます。
当初は未就学児童お断りだったのですが、今現在は就学・未就学によらず、真っ暗になった部屋で20分間、大音響を伴う放電実験に騒がず見ていられる方ならOKとなっているようです。
まあ、そういわれてOKと言える未就学児童もそうは居ないと思いますが・・・。
勿論、5歳の息子は即座に『見ない!』と宣言していました^^;
放電実験は5Fの覗き窓からも見ることが出来ます、解説が聞こえない代わりに、大音響もしないので、放電だけを楽しみたい方にはオススメです。
5Fは『物質・エネルギーのせかい』。ここでは、暮らしを支える材料、エネルギーや、物質を構成する原子・分子について様々な視点で紹介しています。
先日ご紹介した一辺10cmの立方体14種類(※但し水だけはアクリル容器に入っているので0.9kg)の材料の重さ比べ(『重い物質を体験しよう』)もここです。他にも材料の違う板バネの強さ比べや、弾みかた比べもあります。
奥には、大きな周期表があり、それぞれの窓の中に、その物質が入れられています。国立科学博物館の地球館地下3Fにも周期表が展示されていますが、こちらの周期表は、タッチパネルで周期表や元素名から各元素の詳細を調べることができます。
6Fは『最先端科学とのであい』。宇宙開発・地下環境・地球温暖化などに関する最新の科学が紹介されています。
出来たばかりの新しい展示ばかりで、充実の内容でした。
さて、次回は、生命館についてご紹介します。
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タグ:名古屋市科学館
初の国産ロケットH-IIのメインエンジンLE-7は、甲冑みたいですね。
不思議のひろばの写真は、何の実験機器なのでしょうか?
大きなスケルトンの機械式時計は、札幌市時計台にもありますが、あんなに多数の部品が複雑に絡み合っているのかと思わされます。
放電実験は、落雷と同じことですよね?
この施設、丸一日いても面白そうです。
by 北海道大好き人間 (2011-08-15 17:08)
北海道大好き人間 さん、こんばんは。
不思議のひろばの写真ですが、順に下からでるエアーで飛ぶボール(吹き飛ばされずに、空気の流れの中にあるのがミソ)、粘性の高い液体の中を動く空気、振り子の砂模様、ハンドベルオルゴールです。
実際、オープンから閉館時間までフルに居ましたが、まだまだ時間が欲しかった位でした。
by optimist (2011-08-18 23:10)