イトカワの微粒子ライブ観察

小惑星探査機はやぶさが持ち帰ったイトカワの微粒子。様々な発表があり、多くの人が写真では目にしたことがあると思います。

そんなイトカワの微粒子が、世界で初めてライブ観察されるんです。それも国立科学博物館などではなく、鳥取県倉吉市で！？
『スペースサイエンスワールド（ｐｄｆファイル）』

いつもなら、関東それも神奈川や東京（まれに千葉・茨城）のイベントをご紹介していますが、ちょっと気になったので、鳥取県で開催されるこのイベントを取り上げた次第です。

スペースサイエンスワールド in とっとりは、今週末（２０１２年２月）２５日と２６日から、小惑星イトカワと探査機「はやぶさ」を中心とした宇宙イベントとして開催されます。
目玉は、なんといっても走査型電子顕微鏡リモート操作による「イトカワ」由来粒子の観察でしょう。何せ世界初ですから。
鳥取県には、岡山大学地球物質科学研究センターがあるのですが、ここではイトカワの粒子が分析されています。そういう事情もあって、今回の公開観察イベントとなったのでしょうね。

期間中は、国際シンポジウムMISASA IV「太陽系物質科学　～太陽系科学ミッションと総合的物質科学研究が拓く未来像～」も開催され、基調講演会やポスターセッションの一般参加者への公開、一般向け講演会などが実施されるそうです。

お近くにお住いの方は、是非お出かけになっては如何でしょう？

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タグ：スペースサイエンスワールド JAXA ＪＡＸＡ はやぶさ

コメント 2

間もなく震災発生から１年ですが、その翌日に甲府で行われた「はやぶさ」のカプセル展を見に行ってきました。
微粒子も、常設で一般に公開されるといいなあと思います。

by 北海道大好き人間 (2012-02-25 00:01) 

北海道大好き人間 さん、こんばんは。
何れ何処かに常設展示して欲しい物ですね。
ただ、あまりに小さくて、電子顕微鏡などの写真付きでないと、何だか分からなそうですけどｗ
by optimist (2012-02-28 21:50)