世界一のろい魚」発見! [不思議な生き物・奇天烈生物紹介]
国立極地研究所を中心とする国際共同研究により、「世界一のろい魚」が発見されたとニュースになっていました。
極知研究所プレスリリース『「世界一のろい魚」発見!(リンク)』
北極海に生息するニシオンデンザメは、体の大きさや系統関係の違いを考慮すると、これまでに調べられたどんな魚よりもゆっくり泳ぐのだとか。そのくせアザラシを襲って食べるのだそうですから、驚きですね。
この研究は、Journal of Experimental Marine Biology and Ecologyに掲載されています。
『The slowest fish: Swim speed and tail-beat frequency of Greenland sharks(リンク)』
以前ご紹介したバイオロギングを使った調査で分かったものだそうですよ(『動物目線のバイオロギング<国立科学博物館>』)。
バイオロギングとは、「生物(bio)が記録する(logging)」からの造語で、生き物の生態を探る手段として、動物に超小型の記録計を取りつけ、動物たちの隠されていた生活ぶりを明らかにしようという試みです。
ニシオンデンザメの体に取り付けたプロペランサーの記録から、平均でわずかに1km/時という、赤ちゃんのハイハイほどの速度で泳いでいることが分かったそうです。泳ぎにともなう尾びれの動きの速さを、加速度の記録から推定すると、左右の往復運動になんと7秒!
で、どうやってアザラシを食べているかは不明だそうですが、ホッキョクグマを避けるために水面で眠っているアザラシを襲っているのかもしれないとありました。
まあ、1km/時で追いかけてもアザラシは捕まえられそうもありませんからね^^;
極知研究所プレスリリース『「世界一のろい魚」発見!(リンク)』
北極海に生息するニシオンデンザメは、体の大きさや系統関係の違いを考慮すると、これまでに調べられたどんな魚よりもゆっくり泳ぐのだとか。そのくせアザラシを襲って食べるのだそうですから、驚きですね。
この研究は、Journal of Experimental Marine Biology and Ecologyに掲載されています。
『The slowest fish: Swim speed and tail-beat frequency of Greenland sharks(リンク)』
以前ご紹介したバイオロギングを使った調査で分かったものだそうですよ(『動物目線のバイオロギング<国立科学博物館>』)。
バイオロギングとは、「生物(bio)が記録する(logging)」からの造語で、生き物の生態を探る手段として、動物に超小型の記録計を取りつけ、動物たちの隠されていた生活ぶりを明らかにしようという試みです。
ニシオンデンザメの体に取り付けたプロペランサーの記録から、平均でわずかに1km/時という、赤ちゃんのハイハイほどの速度で泳いでいることが分かったそうです。泳ぎにともなう尾びれの動きの速さを、加速度の記録から推定すると、左右の往復運動になんと7秒!
で、どうやってアザラシを食べているかは不明だそうですが、ホッキョクグマを避けるために水面で眠っているアザラシを襲っているのかもしれないとありました。
まあ、1km/時で追いかけてもアザラシは捕まえられそうもありませんからね^^;
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このサメ、外敵に襲われる確率も高いのではないでしょうか?
by 北海道大好き人間 (2012-06-14 09:13)
北海道大好き人間 さん、こんばんは。
まあ、低温域に住む大型のサメを襲う捕食動物は、そういないとは思います。
だからこその、この速力なのかもしれませんが・・・
by optimist (2012-06-16 22:16)