今後の宇宙政策を検討、有識者会議が初会合

現在計画されている惑星探査などにどんな影響が出るのか、気になるニュースです。

この会議を取り仕切っているのは、宇宙開発戦略本部。聞き慣れない名前ではないでしょうか？
宇宙開発戦略本部とは、宇宙基本法（平成２０年法律第４３号）に基づき、宇宙開発利用に関する施策を総合的かつ計画的に推進するために設置された機関で、
・宇宙基本計画の作成及びその実施の推進に関する事務
・その他宇宙開発利用に関する施策で重要なものの企画に関する調査審議、
・その施策実施の推進及び総合調整に関する事務
を実施するそうです。

官邸内のWebサイトで詳細を閲覧する事が出来ます。
『宇宙開発戦略本部（リンク）』

さて、気になる表題の会議ですが、政務三役を含めて自由闊達な議論をするために非公開だそうです。何時も思うのですが、非公開だと自由闊達に話せて公開だと話せなくなる話題って、その時点でしがらみ一杯、ドロドロとした印象を持ってしまうのは私だけでしょうか？
いずれにしても、第一回会議は３月９日、以下、/１６、/３０、４/６，/２０と開催予定です。
議題としては、宇宙開発として何を目指すのか、国がどこまでやり何を民間に任せるのか等、基本的な内容。
<プレスリリース>『今後の宇宙政策の在り方に関する有識者会議第1回会合の開催について(pdfファイル)』

さて、表題の会議は非公開ですが、同じく宇宙開発戦略本部が開く『月探査に関する懇談会』は、傍聴可能です。興味のあるかたは、申し込みされてみるってのは如何でしょうか？
テーマは、『長期的視点に立った有人宇宙活動を想定した人とロボットの連携による月探査の基本的方針について』だそうです。

場所：中央合同庁舎第４号館４階 共用第４特別会議室
『月探査に関する懇談会～第６回会合～(pdfファイル)』
日時：平成２２年３月３日（水）１０：００～１２：００
場所：中央合同庁舎第４号館４階 共用第４特別会議室
※申し込み締め切りは３月１日（月）１７：００。詳細は上のリンク（pdfファイル）で御確認下さい。

他に『月探査ナショナルミーティング～日本らしい月探査：ロボット月探査、有人月探査への夢や希望を皆で語ろう～』も４月３日に開催が予定されています。こちらは、若田光一宇宙飛行士、前原宇宙開発担当大臣を交えたディスカッションや、日・米の取り組みの最新状況の講演などが予定されているようです。

『月探査ナショナルミーティング(pdfファイル)』
日時：平成２２年４月３日（土１３：００～１７：３０
場所：有楽町朝日ホール
※参加申込みを受け付けるサイトは現在準備中で、２月下旬には開設する見込みだそうです。

タグ：宇宙開発戦略本部

コメント 2

＞政務三役を含めて自由闊達な議論をするために非公開
事業仕分けされるのが怖いからなのでは？と思います。
by 北海道大好き人間 (2010-03-09 19:33) 

北海道大好き人間 さん、こんばんは。
今は、何処の独立行政法人も大変でしょうね。
by optimist (2010-03-09 22:01)