Ｈ－ＩＩＡロケット１７号機打ち上げ [科学系よもやま話]
いよいよ、後６時間程で、）Ｈ－ＩＩＡロケット１７号機で、金星探査機「あかつき」と小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」が打ち上げられます。
前にもお知らせしましたが、打ち上げの様子は、種子島宇宙センターからインターネットを通じて映像を生中継される予定です（ＪＡＸＡｉなどでライブビューも企画されています）。
『ライブ中継～JAXA放送（リンク）』
『あかつき』と『ＩＫＡＲＯＳ』Iは５月４日に衛星フェアリングに格納された後、９日にＨ-ＩＩＡロケット１７号機が格納されている大型ロケット組立棟（ＶＡＢ）に移動し、ロケットへの結合作業も終え、１１日にはロケットの機体の最終的な機能点検を完了したそうです。
17日には、大型ロケット組立棟（VAB）を出発し大型ロケット発射場第1射点へ到着し、最終確認と燃料充填が行われました。
いよいよ、打ち上げの瞬間を待つばかりですね。打上げ予定時刻は午前６時４４分１４秒（ＪＳＴ）。
順調に行けば、７時１０分頃には『あかつき』が、７時３０分頃には『ＩＫＡＲＯＳ』が分離されるはずです。
ロケットの飛行計画については、JAXAのサイト内で確認できますので、興味のある方はご覧下さい。
『ロケットの飛行計画（リンク）』
因みに、Ｈ－ＩＩＡロケット１７号機には、『あかつき』の相乗り衛星として、『ＩＫＡＲＯＳ』の他に４機の小型副衛星が搭載されています。
小型副衛星は、民間企業、大学等が製作する小型衛星に打ち上げ・運用機会を提供し、小型副衛星を利用した教育・人材育成への貢献を目的に、ロケットの打ち上げ能力の余裕を活用して打ち上げるものだそうです。『あかつき』と『ＩＫＡＲＯＳ』は、これまでにもご紹介しているので、残りの４機について触れておきます。
『Unitec-1(UNIsec Technological Experiment Carrier-1)（リンク）』
これは、各大学の開発した宇宙用コンピュータを複数台搭載し、ゴールとなる金星にたどり着くまで深宇宙の環境下で正常動作を続けられるかの性能を競うコンペティションなどを行います。
『WASEDA-SAT2（リンク）』
早稲田大学の超小型人工衛星で、ＱＲコードによる光学的な衛星間のデータ通信の基礎実験を行うそうです。リンク先のＨＰでは、試験に使うQRコードの募集（サイトURL）の募集もしていますよ。
『Negai☆ （リンク）』
創価大学の超小型人工衛星で、高度約３００kmの軌道を周回し、民生用ＦＰＧＡを用いた先進情報処理システムの実証実験を行います。およそ２０日後に、大気圏に突入するそうです。
『大気水蒸気観測衛星（リンク）』
鹿児島大学の超小型人工衛星で、、集中豪雨予測を目指した大気水蒸気分布観測実験などを行うそうです。
このような、相乗り衛星は、大学などには本当に貴重な機会なんでしょうね。それぞれ、無事に実験が行われる事を期待しましょう。
さて、この打ち上げが無事終わると、次はいよいよ『はやぶさ』のカプセル回収です。なんだかドキドキしますね。
※直前に打ち上げ延期の発表がありました。詳細は、次回でご紹介します（5/18 21：00 加筆）
前にもお知らせしましたが、打ち上げの様子は、種子島宇宙センターからインターネットを通じて映像を生中継される予定です（ＪＡＸＡｉなどでライブビューも企画されています）。
『ライブ中継～JAXA放送（リンク）』
『あかつき』と『ＩＫＡＲＯＳ』Iは５月４日に衛星フェアリングに格納された後、９日にＨ-ＩＩＡロケット１７号機が格納されている大型ロケット組立棟（ＶＡＢ）に移動し、ロケットへの結合作業も終え、１１日にはロケットの機体の最終的な機能点検を完了したそうです。
17日には、大型ロケット組立棟（VAB）を出発し大型ロケット発射場第1射点へ到着し、最終確認と燃料充填が行われました。
いよいよ、打ち上げの瞬間を待つばかりですね。打上げ予定時刻は午前６時４４分１４秒（ＪＳＴ）。
順調に行けば、７時１０分頃には『あかつき』が、７時３０分頃には『ＩＫＡＲＯＳ』が分離されるはずです。
ロケットの飛行計画については、JAXAのサイト内で確認できますので、興味のある方はご覧下さい。
『ロケットの飛行計画（リンク）』
因みに、Ｈ－ＩＩＡロケット１７号機には、『あかつき』の相乗り衛星として、『ＩＫＡＲＯＳ』の他に４機の小型副衛星が搭載されています。
小型副衛星は、民間企業、大学等が製作する小型衛星に打ち上げ・運用機会を提供し、小型副衛星を利用した教育・人材育成への貢献を目的に、ロケットの打ち上げ能力の余裕を活用して打ち上げるものだそうです。『あかつき』と『ＩＫＡＲＯＳ』は、これまでにもご紹介しているので、残りの４機について触れておきます。
『Unitec-1(UNIsec Technological Experiment Carrier-1)（リンク）』
これは、各大学の開発した宇宙用コンピュータを複数台搭載し、ゴールとなる金星にたどり着くまで深宇宙の環境下で正常動作を続けられるかの性能を競うコンペティションなどを行います。
『WASEDA-SAT2（リンク）』
早稲田大学の超小型人工衛星で、ＱＲコードによる光学的な衛星間のデータ通信の基礎実験を行うそうです。リンク先のＨＰでは、試験に使うQRコードの募集（サイトURL）の募集もしていますよ。
『Negai☆ （リンク）』
創価大学の超小型人工衛星で、高度約３００kmの軌道を周回し、民生用ＦＰＧＡを用いた先進情報処理システムの実証実験を行います。およそ２０日後に、大気圏に突入するそうです。
『大気水蒸気観測衛星（リンク）』
鹿児島大学の超小型人工衛星で、、集中豪雨予測を目指した大気水蒸気分布観測実験などを行うそうです。
このような、相乗り衛星は、大学などには本当に貴重な機会なんでしょうね。それぞれ、無事に実験が行われる事を期待しましょう。
さて、この打ち上げが無事終わると、次はいよいよ『はやぶさ』のカプセル回収です。なんだかドキドキしますね。
※直前に打ち上げ延期の発表がありました。詳細は、次回でご紹介します（5/18 21：00 加筆）
2010-05-18 00:00
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木星の模様が変わっちゃった件。ｗ (＾ω＾)ｂ
異変が気になります。w (´∀｀)ノ
(＾ー＾)ﾉｼ
by モッズパンツ (2010-05-18 08:37)
モッズパンツ さん、こんばんは。
赤い帯が一つ消えちゃったって話ですね。また復活するかどうかも不明とか・・・。
私も気になっています。
by optimist (2010-05-18 21:57)
残念ながら延期でしたね。ロケットの打ち上げは他人事ながら心配になります。成功してね。
by yablinsky (2010-05-18 22:54)
yablinsky さん、こんばんは。
天気だけは、どうにもなりませんから仕方ないですね＾＾；
新しい打ち上げ予定日は２１日だそうです。今度は打ち上げられると良いですね。
by optimist (2010-05-18 22:59)
「IKAROS」、太陽熱で飛べなくなってしまわなければいいですけれど（ギリシャ神話に出てくる話を引用しています）。
木星の帯は、そのうちに原因が解明されるのではないでしょうか。
by 北海道大好き人間 (2010-06-15 17:54)