「生命の起源」発見なるか はやぶさ試料から大きな粒子

ＪＡＸＡ（宇宙航空研究開発機構）が、１１月１７日に宇宙開発委員会（第４１回）で、小惑星探査機『はやぶさ』が小惑星イトカワから持ち帰ったカプセル内の微粒子の起源の判明について説明したそうです。
『はやぶさカプセル内の微粒子の起源の判明について（ｐｄｆファイル）』
※宇宙開発委員会の議事録や配布資料は、『宇宙開発委員会』で閲覧できますが、未だ資料はアップされていませんでした。

因みに、回収されたサンプルは、約１５００個。その中に地球由来と思われるものは３個しか無かったそうです。そして、０．０１ｍｍを超える物が５０～６０個。
このサイズだと、有機物が含まれていれば検出できるのだとか。
これまでの測定から、イトカワからのサンプル回収に成功していたと言う事は分かった事で、未開封の一室の分析をあわせて、今後どのように分析を進めるかを決めることになるのでしょう。

いずれにしても、大変貴重なサンプルです。慎重に分析が進められることでしょう。

有機物が発見された場合、パンスペルミア仮説など生命誕生の謎に迫ることになり、大変注目されますね。
※パンスペルミア説については、以前取り上げたので、こちらをご覧下さい。
『パンスペルミア説』

タグ：はやぶさ ＪＡＸＡ パンスペルミア説

コメント 2

人類はどこから来たのかという永遠のテーマが、全部とは言わなくても解決できればいいなあと思います。

by 北海道大好き人間 (2010-11-28 21:06) 

北海道大好き人間 さん、こんばんは。
生命の起源、気になるテーマですよね。
そういえば、ＮＡＳＡが地球外生命体の証拠の探索に影響を与える、宇宙生物学上の新たな知見について発表するそうです。生命の起源が地球上なのか、宇宙なのか・・・気になります。
by optimist (2010-12-01 00:39)