『動物目線のバイオロギング＜感想編＞

今年も新年早々、国立科学博物館へ行ってきました。

まずは、昨年１２月２３日（金・祝）から、２０１２年３月４日（日）まで開催されている、企画展『動物目線のバイオロギング（リンク）』の模様をご紹介します。


次回以降、２９日まで開催中の科博・干支シリーズ２０１２「辰年のお正月」や、９日まで開催中のサイエンススクエアの様子をご紹介しますね。

さて、この企画展、小さいお子様にもお勧めです。
難しい説明は分からなくても、体験型の展示が多く、お子様でも十分楽しめるからです。
バイオロギングについては、以前の記事（『動物目線のバイオロギング＜国立科学博物館＞』，『野生のペンギンにビデオロガーを取り付け、動画の撮影に成功』）をご覧になって頂くとして、今回は体験型のこの企画展の展示内容について、幾つかご紹介します。
　
スナメリが、音で獲物を捕らえる様子を体験できる展示がこの『スナメリ・ヘルメット』。

これを被って、目をつぶった状態で正面の餌（魚の群れ）へ進むと、コツコツという音が短い間隔で聞こえるので、餌の位置が分かると言う趣向です。

他にもマイクが拾った音を可視化して表示してくれるモニターがあり、鉄琴の音階と人間の声を比べることができます。こうしてみると、音階が特定波長であり、人の声は複数の波長が組み合わさっていることが一目瞭然です。

※左が鉄琴の音階、右が私の声です。

その横では、何の音かなクイズもあり、息子も楽しそうに答えていました。

他にもヒレをもって上下させて、その振幅速度がどんな動物に近いのか判定してくれる装置や、本物のペンギンのフリッパーに触れる展示などがありました。


３月４日（日）までの開催予定ですので、是非一度ご覧になってみてください。

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タグ：バイオロギング

コメント 8

音を可視化するモニターは、警察に持って行けば「声紋」になるのですね。

鉄琴のモニターが一定なのは当たり前と言えば当たり前ですが、ギターなどは弦の張り方で微妙に変わってきますね。
それを一定にするためにチューニングするのですが、私が中学校の音楽の授業で使っていた学校の備品であるクラシックギターがテスト用にチューニングされていたので、いたずらできなかったことがあります。

by 北海道大好き人間 (2012-01-05 21:39) 

いささか遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。
『スナメリ・ヘルメット』コレを被れば、あなたもスナメリになれる!
つい、そんな謳い文句が浮かんでしまいましたが、聴覚で実感するのは、なかなか面白そうです。
by Haruka・N (2012-01-06 03:28) 

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
by david (2012-01-06 10:10) 

あたらしき年、お元気でのご活躍を期待いたします。
by mwainfo (2012-01-06 22:51) 

北海道大好き人間 さん、こんにちは。
そうですね。言われるまで気にしていませんでしたが、声紋鑑定に使われる声紋は、これなんですね。
楽器はまともに扱えないので、チューニングの違いが分かるかあやしいですが、聞く人が聞けば一発でわかるのでしょうね。
by optimist (2012-01-07 15:46) 

Haruka・N さん、あけましておめでとうございます。
本当に、体験できる展示が多くて、小さい子でも楽しめると思います。
もし、機会があれば是非見てみてください。
by optimist (2012-01-07 15:48) 

david さん、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

by optimist (2012-01-07 15:51) 

mwainfo さん、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

by optimist (2012-01-07 15:51)