「あかり」による大マゼラン雲の赤外線天体カタログ、世界へ向けて公開 [科学系よもやま話<宇宙の話>]
JAXA宇宙科学研究所が、赤外線天文衛星「あかり」の観測から作成した、大マゼラン雲の赤外線天体のカタログを全世界に向けて公開したそうです。
『「あかり」による大マゼラン雲の赤外線天体カタログ、世界へ向けて公開(リンク)』
※赤外線天文衛星「あかり」の模型
今回公開されたのは、5種類の赤外線波長で観測した、総計660286個にも上る赤外線天体を含む点光源カタログ。そのうちの1757天体について、より詳しく分光観測を行ったスペクトルデータ2種類も公開されています。
大マゼラン雲の点光源カタログとしては最大規模で、スペクトルカタログとしては世界で初めてとなるデータだそうです。
また、これにあわせて関連する2本の学術論文が、アメリカの専門誌 『アストロノミカルジャーナル』に掲載されています。
『AKARI INFRARED CAMERA SURVEY OF THE LARGE MAGELLANIC CLOUD. I. POINT-SOURCE CATALOG (リンク)』(The Astronomical Journal, 144, 179)
『AKARI Infrared Camera Survey of the Large Magellanic Cloud. II. The Near-Infrared Spectroscopic Catalog(リンク)』(The Astronomical Journal, 145, 32)
専門家でなくても、美しい大マゼラン雲の姿は一見の価値ありですよ♪
『「あかり」による大マゼラン雲の赤外線天体カタログ、世界へ向けて公開(リンク)』
※赤外線天文衛星「あかり」の模型
今回公開されたのは、5種類の赤外線波長で観測した、総計660286個にも上る赤外線天体を含む点光源カタログ。そのうちの1757天体について、より詳しく分光観測を行ったスペクトルデータ2種類も公開されています。
大マゼラン雲の点光源カタログとしては最大規模で、スペクトルカタログとしては世界で初めてとなるデータだそうです。
また、これにあわせて関連する2本の学術論文が、アメリカの専門誌 『アストロノミカルジャーナル』に掲載されています。
『AKARI INFRARED CAMERA SURVEY OF THE LARGE MAGELLANIC CLOUD. I. POINT-SOURCE CATALOG (リンク)』(The Astronomical Journal, 144, 179)
『AKARI Infrared Camera Survey of the Large Magellanic Cloud. II. The Near-Infrared Spectroscopic Catalog(リンク)』(The Astronomical Journal, 145, 32)
専門家でなくても、美しい大マゼラン雲の姿は一見の価値ありですよ♪
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タグ:JAXA
あかりによる、世界最大の小惑星カタログにも驚きましたが、こちらも専門家にとって物凄い貴重なデータですよね。
どんな研究成果が出てくるのか、楽しみです。
大マゼラン雲、いつか実物を見たいのですが、南半球はちょっと遠すぎます。
by Haruka・N (2013-01-15 23:18)
大マゼラン雲(~星雲)と聞くと、どうしても宇宙戦艦ヤマトのシリーズを思い出してしまいます。
JAXAのリンク見ましたが、地球から16万光年でも近所だそうですから、改めて驚かされます。
by 北海道大好き人間 (2013-01-16 13:58)