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国立遺伝研究所一般公開2014<感想編>その1 [一般公開・講演・特別展等紹介]

4月5日に、国立遺伝研究所の一般公開に行ってきました。
当日は、晴天に恵まれ、桜の開花にもバッチリ合ったため、沢山の人で賑わっていまいした。
午前中早々に、スタンプラリーの台紙が無くなるほどの大盛況だったようです。

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DNA折り紙をはじめ、子どもでも楽しめるような展示が多く、小学3年生の息子と年長の娘も面白かったようです。

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こちらは、微生物遺伝研究部門(荒木弘之研究室)の研究テーマ:真核生物のDNA複製の制御 の展示です。
紅白の酵母で作ったくまモンなどのキャラクターがシャーレの中に描かれていました。酵母が赤くなるのは、アデニンという核酸を構成する一成分が造れなくなった栄養要求「アデニン要求株:ade1- やade2- 株」と言われる酵母菌株だそうです。
 
隣では、出芽酵母の細胞を顕微鏡で観察できました。
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こちらは、共生細胞進化研究室で見せて頂いた灰色藻。

また、息子は口内の細胞を顕微鏡で見せて貰って嬉しそうでした。
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本館2Fでは、様々なマウス(ハツカネズミ)が展示され、質問をした子には、ハツカネズミカードを配っていました。
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その奥では実際にハツカネズミとを触らせて貰え、子ども達が楽しそうに遊んでいました。
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他にも、顕微鏡で様々な物が見られて、面白かったです。
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マウスの受精卵

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ゼブラフィッシュの卵(受精後5日目)

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神経回路研究室で展示していたショウジョウバエの神経系(脳)です。緑色に蛍光させてマーキングしています。※写真は2個体が重なっています。

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DDBJ(日本DNAデータバンク)棟では、ヒドラの出芽が見られ、エビでイカを釣ったりでき、子ども達も喜んでいました。
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また、所内には、約200種類の桜が300本近く植えられていており、開花時期が合わない物もあるので、全てが見られるわけではありませんが、珍しい桜を沢山見ることができました。
桜については、次回一部にはなりますが、ご紹介しようと思います。
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北海道大好き人間

いろいろと体験・撮影できて楽しかったみたいですね。
桜の花の記事、楽しみにしております。

by 北海道大好き人間 (2014-04-25 13:40) 

optimist

北海道大好き人間 さん、こんばんは。
すっかりコメントへの返信が遅くなり申し訳ありません。
桜の記事、楽しんでいただければ幸いです。
by optimist (2014-05-01 21:18) 

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