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2月の星空情報 [天体観測に関する情報]

今日から2月です。
関東地方では、冬の晴天が続き、天体観測しやすい(寒いけど^^;)日が続きます。

今月お勧めの惑星観察は、天王星。
いつもは暗いので、探すのが大変ですが2月10日をピークに金星に接近しているので、観測のチャンスです。
10日前後の夕方、ひときわ輝く宵の明星(金星)を低倍率の望遠鏡で観察すると、同一視野内に、天王星を左下に見つけることができます。望遠鏡だと右下にいるかもしれませんが^^;
お時間があれば、是非観察してみてください。

他にもこの時期夕方以降、西の空では木星が-2.2等星、深夜になると土星をおとめ座に、火星をしし座に見ることができます。

これから火星は3月6日の小接近に向けてどんどん明るくなっていくので、観察してみてください。
ひと際赤く輝く火星は結構目立つので、すぐわかると思います♪
でもくれぐれも、防寒対策は十分にしてくださいね。


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3月の星空情報 [天体観測に関する情報]

早いもので、2月も今日で終わりですね。

3月の星空で見頃となる対象をご紹介しようと思います。

3月の観察対象といえば、なんといっても火星でしょう。
(2012年3月)6日に最接近となる火星は、まさに見頃。望遠鏡で覗くと白い極冠を見る事だってできるかも。日没後から東の空、しし座の辺りでひと際赤く輝いていますから、直ぐに見つけることができると思います。
とはいえ、5600万kmにまで距離が縮まった2003年8月の大接近に比べたら、今回はその倍程の距離。1億80万kmの小接近だそうです。

AstroArtsの星空ガイドで特集『【特集】2012年 火星接近』が掲載されていますので、観察される方はご覧になると良いと思います。

また3月中旬に向かい、日没後の西の空では、木星と金星が接近していきます。ひときわ明るい二つの惑星が近づくので非常に目立ってますよ。明るい方が、マイナス4等になっている金星で、木星の方がマイナス2等。14日には3度以内と最接近するので、双眼鏡で一つの視野に見ることができそうです。

夜の星空ではありませんが、いよいよ5月の金環食が近づいてきましたね。
こちらの方も、何れ記事にしようとは思っています。
今から、待ち遠しいですね。
タグ:天体観測
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4月の星空 [天体観測に関する情報]

はやいもので、明日からもう4月ですね。
最近記事アップはしていますが、折角コメント頂いても返信できず、またブログへお邪魔する事のできず、不義理の限りで申し訳ありません・・・。
と冒頭から謝っちゃいます^^;

さて、神奈川でも暖かい日もあり、例年より遅れているものの、ようやく桜の蕾もほころんできました。
星空を見るには良い季節・・・という訳ではありませんが、来月お勧めの天体観察対象をご紹介します。

まずは4月に観察しやすい惑星。
木星がすっかり西のそらで金星の輝きに負けてきていますが、相変わらず見頃なのが火星です。小接近を過ぎて、徐々に暗くなっていくとはいえ、南の空でひと際赤く目立っています。

また、木星にとってかわるように土星が存在感を出してきました。日没後暗くなると東南東で、おとめ座のスピカと並んで輝いています(スピカの左側)。
4月7日夜には満月が接近して、満月と土星スピカの競演が見られますよ。

金星はこれから徐々に暗くなって行きますが、現在は-4等星。ひと際明るく宵の明星として輝いています。
 

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金星の太陽面通過 [天体観測に関する情報]

昨日の金環日食は、天気が悪い地域も多く、ご覧になれなかった方も多いかもしれません。

我が家でも金環のタイミングは厚い雲の中に隠れた太陽を観る事が出来ませんでした。が、金環日食直後の部分日食を雲間から観察できました。

綺麗な金環日食をじっくり楽しむ事を期待していたのに、観る事が出来なかったという方にお勧めしたいのが、6月6日の金星の太陽面通過です。

今回の金環日食のために太陽グラスやカメラ用のフィルターを購入されていた方は、是非捨てずに6月6日に有効利用して頂ければと思います。

そんな金星の太陽通過ですが、各地の科学館では観察会を企画しているようです。平日なので、参加できる方は限られるかもしれませんが、月と違い、金星は今回の場合でも7時から14時前まで、6時間以上かけて太陽の前を横切るので、ゆっくりと観る事ができますよ。

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6月の天体観察 [天体観測に関する情報]

今月の天体ショーと言えば、6月4日夜の部分月食と既にご紹介している6月6日に昼間に見られる金星の太陽面通過でしょう。

丁度今、太陽、月、地球、金星がほぼ同一平面にあるため、日食や月食に加え金星の太陽面通過が見られるわけですが、8月14日には、金星が月の裏に隠れる金星食(金星の掩蔽とも呼ばれます)も見られるので、楽しみですね。こちらは、改めてご紹介しようと思います。

6月4日の部分月食は、欠け始める時間は夜の7時頃なので、、東京では月がでたばかり、西日本だと月食になってから月が昇きます。今年はこの月食が最初で最後。
時間も早いので、子どもと見るのには最適です♪お見逃しなく。

他に惑星がらみの見所としては、6月28日の日没後、月と土星がおとめ座の1等星であるスピカの近くで接近します。下から月、金星、木星の順に並ぶ姿が見られるはずです。
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昼間の木星食 [天体観測に関する情報]

2012年7月15日の昼間、木星が月に隠される木星食が起こります。丁度日曜日なので、是非ご覧になって観てください。

木星食とは、木星の月による掩蔽とも呼ばれ、木星と地球の間に月が入り込んで木星を隠してしまう現象です。

東京では13時4分に西の空に見える月齢25.5の細い月に隠れ始め、1分半ほどで完全に隠れた後、14時2分に月の右下側(影の部分)から再び現れます。

肉眼での観察は難しいので、双眼鏡や望遠鏡で観察をお勧めします。
AstroArtsの特集ページを載せておきますので、参考になさって下さい。
木星食(リンク)』

惑星食といえば、来月8月14日の早朝には、金星食がご覧になれますので、こちらもお忘れなく♪

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ペルセウス座流星群(2012年) [天体観測に関する情報]

夏休みに観測できる三大流星群といえば、ペルセウス座流星群。
今年もいよいよペルセウス座流星群の極大期が近づいてきました。

今年の極大日は、8月12日から13日の深夜。月齢は24.5と観測には適しています。放射点が東の空から昇のが22時頃。三日月状の細い月が顔を出す午前1時までの間、晴れていれば月明かりなしの最高の条件で観望することができそうです。

昨年(2011年)は、8月13日の極大の月齢は13日と満月に近く、観測条件は決して良いとは言えませんでしたが、今年はバッチリです♪

流れる数と明るさが有数のペルセウス座流星群。日曜日の深夜だしお盆休みという方も多いでしょうし、是非皆さんも星空を見上げてみてください。
Perseid meteors2012 夏の夜、流れ星を数えよう(リンク)』


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金星食 [天体観測に関する情報]

昨日の記事など、既に何度かこのブログでもご紹介しているように、今年(2012年)は、金星食(金星の前を月が横切って、金星を隠す現象)を見ることができます(が、どうやら関東では天気が・・・)。
8月14日の未明、ごく一部の地域を除くほぼ日本全国で観測可能♪
国立天文台『金星食(リンク)』

2012年8月14日の未明、石垣島などごく一部の地域を除く日本全国で「金星食」が起こります。金星食とは、金星の前を月が横切って、金星を隠す現象です。

ただでさえ惑星食は珍しいのですが、これだけ良い条件で金星食が見られるのはそうはありません。次に日本で条件のよい金星食が起こるのは、2063年5月31日と言いますから、実に51年後。今回の金星食を是非ご覧になって観てください。

そして、リアルトルコ国旗を是非撮影してみてくださいね♪
とはいえ、天気にだけは勝てませんが・・・。何とか晴れ間が出てくれることを期待するばかりです。

タグ:金星食
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12月の天体観測情報 [天体観測に関する情報]

12月に入り、寒さも厳しくなりましたが、関東地方では晴れる日も多くなります。たまには、夜空を見上げてみるのも悪くないですよ。
冬は上空の季節風が強く、大気の揺らぎが強いので、高倍率の望遠鏡などでの観測には、向いていない面もありますが、天体観測では、晴天に勝るものは無いと個人的には思いますw

さて、12月の夜空の様子ですが、一番目立っているのは木星です。明るさは-2.8等星程。おうし座の一等星アルデバランの近くで、ひときわ強く輝いています。

惑星では、夕方の南西の空に火星が見えています。金星が現在明けの明星になっているので、一番星を探すと赤い火星を見つけることができると思います。

水星、金星、土星は、夜明け前の東の空で見ることができます。早起きした日、或いは徹夜明けの夜明け前の東の空を見上げると、見ることができますよ♪

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2月のの天体観測情報 [天体観測に関する情報]

2月の一押し観測対象は、水星です。
今月中旬まで、日没直後の西の空に、水星が輝くのが見られます。

これからしばらく、宵の明星は金星ではなく-1等星で輝く水星なんですよ。金星は明けの明星になっています。
2月1日には東京の日没後の夕方17時45分で地平線からの高度3度とまだまだ低い位置に輝いていますが、、徐々に高度を上げ、17日に東方最大離隔を迎えます。つまり、太陽の左側に一番離れて見える位置に来るんです。
この日は、日没45分後でも高度8度に達するので、西に開けた場所なら、ご覧に慣れると思います。ついでながら、火星も更に下の方に1.2等星の明るさで、見えるはずです。

火星と水星が日没後、縦に近くに並んで輝くのが見られますが、特に2月7日~10日頃は、火星と水星が接近してみえるはずです。

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タグ:天体観測
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