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エンケラドスの重力場と内部構造 [科学系よもやま話]

既に2週間以上前のネタで申し訳ないのですが、本日ご紹介するのは、土星の衛星エンケラドス(Enceladus)に関する論文です。
The Gravity Field and Interior Structure of Enceladus(リンク)』
土星の衛星エンケラドス(Enceladus)は、表面の氷の下に融解した水の広大な海が存在するという内容です。

既に何度か、このブログでもご紹介している(『土星の衛星エンケラドス』,『地下には塩分含んだ海がある?土星の衛星エンケラドス』)ように、生命の済むかもしれない天体として注目を集めているのは、木星や土星の衛星です。木星のタイタンも有機物が溶けたメタンが存在し、メタンの雲と雨による循環があるので、生命が生息する可能性が指摘されています。
また、エウロパには、その内部に広がる(かもしれない)海に、独自の生命が存在するかもしれないとする説があります。

土星の衛星であるエンケラドスも、同じように生命存在が期待される星の一という訳ですね。
 

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