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三菱みなとみらい技術館 トライアルスクエアのリニューアル [科学館・博物館(常設展示)紹介]

2014年2月23日(日)に、三菱みなとみらい技術館の体験展示コーナー「トライアルスクエア」がリニューアルしました。日本初となる設計体験と3Dプリンタのコラボレーションした 「スペース・プロジェクト」が新たに加わったそうです。
日本初 設計体験と3Dプリンタのコラボレーション 「スペース・プロジェクト」が登場(リンク)』
三菱みなとみらい技術館0005.JPG

リニューアル前のトライアルスクエアの様子は、このブログでもご紹介しています(『三菱みなとみらい技術館~トライアルスクエア~』)。

今回のリニューアルで何が変わったかと言うと、人気だったヘリコプターの本格的な操縦体験ができるシミュレーター「スカイウォークアドベンチャー」はそのままに、ジェット機・ヘリコプター・フェリー・深海潜水艇の設計体験が出来た「3D_CADワークス スタジオ プロ」と、蒸気機関車か自動車の製作体験が出来た「フューチャーファクトリー」が、「スペース・プロジェクト」としてパワーアップしたようです。
 

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北陸先端大、390度超の世界最高耐熱バイオプラスチックを開発 [科学系よもやま話<新薬・新技術>]

2014年2月14日、北陸先端科学技術大学院大学 マテリアルサイエンス研究科の金子 達雄 准教授と筑波大学の高谷 直樹 教授らは、遺伝子組換えをした微生物から得られるシナモン類に光化学的手法を用いて、世界最高耐熱性のバイオプラスチックを開発したそうです。

390度超、世界最高耐熱のバイオプラスチックを開発~金属代替による軽量化に期待~

バイオプラスチックというのは、植物や動物など生物に由来する再生可能な有機性資源(バイオマス)を原材料とするプラスチックです。将来の低炭素社会を実現がまた一歩近づいたのかな?

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東芝未来科学館 常設展示(ヒストリーゾーン) [科学館・博物館(常設展示)紹介]

先日、このブログでもオープニングイベントをご紹介した(東芝未来科学館 オープニングイベント<感想編>)東芝未来科学館。
このかわさき駅前に新しくできた東芝未来科学館の常設展示について、今日から何回かに分けてご紹介しようと思います。

関内に入るとウェルカムゾーンの大型ディスプレイがお出迎え。
東芝未来科学館0001.JPG

右手には、ヒストリーゾーンとして、「1)創業者の部屋」 と 「2)1号機ものがたり」 があります。
東芝未来科学館0026.JPG

それでは、各部屋について簡単にご紹介します。

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東芝未来科学館 常設展示(エネルギー) [科学館・博物館(常設展示)紹介]

入口の大型ディスプレイに向かって右側から順に、事業展示ゾーンが広がります。
東芝未来科学館0027.JPG
まずは、エネルギー関連で3ゾーン

3)エネルギーの未来へ
東芝みらい科学館0040.JPG
環境にやさしい様々な発電方法が、展示されています。ここにある体験型展示は、ハツデントライ。様々な発電方法を体験できるようになっています。
まずは、火力・風力・原子力など、多くの発電所で使われるのは回転運動による発電方法。ひたすら回して回して回し倒すと、発電量を表示してくれて、2人で発電量を競う事も出来ます。
燃料電池では、化学反応を使った発電です。陰極と陽極にどんな材料を使うと何ボルトの電気が作れるかを体験できます。最も高電圧が得られる組み合わせはなんでしょう?実際に試してみて下さい。
他にも太陽光発電など、電気を起こすと言う目的は同じですが、その手法の多さを体験する事で覚える事ができるのではないでしょうか?

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東芝未来科学館 常設展示(ホーム&ヘルスケア) [科学館・博物館(常設展示)紹介]

入口の大型ディスプレイの裏側にあるのが、ホーム&ヘルスケアの事業展示ゾーンです。
ホーム&ヘルスケアは、2ゾーン。

6)家の未来へ
最近話題のスマートホームに関する展示です。スマートホームは英語で「かしこい家」という意味。家電も太陽光発電も、そして遠くの人も、みんながつながることで、便利で快適、そして安心・安全な生活が送れると謳われていました。
ここで説明されている、つながるための技術の一つが、最近耳にする「HEMS(ヘムス)」と呼ばれる家庭用エネルギー管理システム。そいういえば、昨年のCEATECでもHEMS対応家電が一押し商品として展示されていました。

さて、ここでの体験型展示は、スマートステップです。
東芝未来科学館0029.JPG
上から落ちてくる(実際は前方から進んでくる)スマートアイテムを踏んでゲットすることで、どんどん家がスマートハウスにって感じ。息子と娘が大好きな展示です。言葉で伝えるのは難しいですが、やってみると面白いです。
 

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東芝未来科学館 常設展示(ストレージ,サイエンスゾーン,サイエンスショー) [科学館・博物館(常設展示)紹介]

8)じょうほうの未来へ
人や車を感知して事故を防ぐクルマ、膨大な量を保存できるフラッシュメモリー。そんな夢を実現するためのツールである小さな半導体についての展示です。
DSC01032.JPG
ここでの体験型展示は、ナノライダー。3台のナノライダーにまたがり、半導体内の1/1000ミリの世界を体験する展示です。ファンタジックなナノの世界に入り込み、疾走するのは爽快ですよ♪
 
9)サイエンスゾーン
ここは事業展示ではなく、子ども達が科学に触れあえるちょっとした実験スペースになっています。電磁石で鉄球を引き寄せ、電気をタイミングよく切る事で鉄球を丸いレール内でぐるぐる回したり、静電気を起こして人間を帯電させるとどうなるかが体験できる部屋などがあり、小さい子どもでも楽しめます。
東芝未来科学館0021.JPG 

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北極圏の小型ティラノサウルスNanuqsaurus hoglundi [科学系よもやま話]

今回ニュースになったのは、アラスカにある白亜紀後期(約7000万年前)のPrince Creek Formationという地層から発見されたティラノサウルス類、Nanuqsaurus hoglundi (ナヌクサウルス・ホグルンディ)です。

この小型のティラノサウルスが寒い気候をものともせずに、他の恐竜たちを捕食していたとする研究論文は、2014年3月12日の米オンライン科学誌プロスワン(PLoS ONE)で発表されています。
A Diminutive New Tyrannosaur from the Top of the World(リンク)』(doi:10.1371/journal.pone.0091287 )

体長は、複数の頭蓋骨の断片と歯についての分析結果から、Tyrannosaurus rex(ティラノサウルス・レックス)の半分ほどと小型だったと考えらえるのだそうです。
journal_pone_0091287_g008.png
Nanuqsaurus hoglundi (ナヌクサウルス・ホグルンディ:図中A)の相対サイズ。※代表的な獣脚類のシルエット
Figure8.(DOI: 10.1371/journal.pone.0091287)

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タグ:恐竜

月面資源採掘船「ドデカトロン」 [工作]

先日、このブログでもご紹介した、三菱みなとみらい技術館の「スペース・プロジェクト」。仮想の月面資源採掘船「ドデカトロン」を製作するというプログラムに息子と参加して、「ドデカトロン」を設計してきました。

設計に従いキーエンス製3Dプリンタ「アジリスタ」で3Dモデルを作って頂けるのですが、完成した「ドデカトロン」が、コチラです。
月面資源採掘船0001.JPG

12個のアイテムからなる月面資源採掘船「ドデカトロン」の各パーツを12人で分担して設計する【ミッション・ラボ】(500円)もありますが、やはりここは全部のパーツを自由に設計できる【カスタム・ラボ】(2,500円)だろうという事で、奮発しちゃいました。

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国立遺伝学研究所 一般公開2014 [一般公開・講演・特別展等紹介]

毎年恒例となった桜のシーズンに行われる三島市の国立遺伝学研究所の一般公開ですが、今年(2014年)は、4月5日の土曜日に公開されるそうです。
国立遺伝学研究所 一般公開2014(リンク)』
チラシ(pdfファイル)』

国立遺伝学研究所の桜は、1950年頃植物遺伝学者の竹中要博士が、研究と品種保存を目的に桜を収集・植樹したことに由来するのだそうです。博士の10年以上にわたる研究の結果、ソメイヨシノの起源が明らかになったのだとか。
 

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2014 楽しい化学の実験室-蛍光色素をつくってみよう [さまざまな募集]

国立科学博物館で、4月12日に、「2014 楽しい化学の実験室」参加者を募集しています。
今回のテーマな、「蛍光色素をつくってみよう」。かんたんな実験で光る色素を地球の環境を考えた新しい方法で作るそうです。
2014 楽しい化学の実験室-蛍光色素をつくってみよう(リンク)』

開催日時は、2014年4月12日 14:00~15:30
場所は 国立科学博物館上野本館 地球館3階実験実習室だそうです。
小学5年生~中学3年生までを対象に20名の定員で、応募者多数の場合は抽選だそうです。

詳しくは、リンク先の国立科学博物館でご確認下さい。なお、明日29日の〆きりですので、参加を希望される方はお忘れなく。

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